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更新日:2024年4月5日
松本技術専門校
|
【1年次】
電気工事の各種施工方法やシーケンス制御、CADを使用した屋内配線設計手法などを学び、第二種及び第一種電気工事士の資格取得を国家試験で目指します。
また、建設現場に必要とされる施工管理技士を目指すため2級電気工事施工管理技術検定(第1次検定のみ)を受験します。
技能検定では3級配電盤・制御盤組立、3級冷凍空気調和機器施工作業にもチャレンジしています。
【2年次】
「電気技術コース」と「冷凍空調設備コース」に分かれ、それぞれ違った専門的技術・技能を学ぶことができます。
「電気技術コース」では、第3種電気主任技術者、電話通信設備工事・コンピュータネットワーク・光ファイバ施工などの電気通信技術、自動火災報知設備の施工技術などを学び、関連資格の取得を目指します。
「冷凍空調設備コース」では、住宅における給排水設備やビル等における消火栓、スプリンクラー設備、ボイラー設備、冷凍空調設備などの各種建築設備について、設計、施工、取扱方法を学科と実技により学び、関連資格の取得を目指します。
入校年度 | 応募者数 | 入校者数 | 最低年齢 | 最高年齢 |
---|---|---|---|---|
R5 |
15 |
13 |
18歳 |
18歳 |
R4 |
17 |
14 |
18歳 |
37歳 |
R3 |
19 |
16 |
18歳 |
48歳 |
R2 |
15
|
12 |
18歳 |
61歳 |
入校年度 |
電気技術コース 進級者数 |
冷凍空調設備コース 進級者数 |
修了者数 | 就職者数 |
---|---|---|---|---|
R5 |
10 |
3 | 現2年生 | |
R4 |
5 |
8 |
12 |
12 |
R3 |
3 |
11 |
14 |
14 |
R2 |
5 |
4 |
3 |
3 |
R1 |
4 |
4 |
7 |
7 |
(注)1:コース進級者数は1年修了時の人数である。
(注)2:就職者数は2年修了時の人数である。
資格取得状況
入校年度 | 第二種電気工事士 |
第一種電気工事士試験合格 |
2級電気工事 施工管理技士(第一次検定) |
|||
---|---|---|---|---|---|---|
R5 |
13(13) |
13(13) | 10(13) | |||
R4 |
14(14) |
11(13) |
13(13) |
|||
R3 |
12(13) |
13(15) |
11(15) |
|||
R2 |
12(12) |
11(11) |
9(11) |
|||
R1 |
9(10) |
7(7) |
5(8) |
入校年度 |
工事担任者 第二級デジタル通信 (旧DD3種) |
第3種電気主任技術者 (科目合格含む) |
消防設備士 (甲種4類) |
---|---|---|---|
R4 |
5(5) |
2(5) | 3(5) |
R3 | 2(3) | 0(3) | 0(3) |
R2 |
1(1) |
0(3) |
1(1) |
R1 |
3(4) |
2(4) |
3(4) |
入校年度 |
第3種冷凍機械責任者 |
2級ボイラー技士 |
2級管工事 施工管理技士(第一次検定) |
消防設備士 (甲種1類) |
---|---|---|---|---|
R4 |
6(7) |
4(7) | 6(7) | 2(7) |
R3 | 7(11) |
2(11) |
3(11) | 0(11) |
R2 |
2(2) |
2(2) |
- |
0(2) |
R1 |
- |
- |
- |
1(4) |
入校年度 |
3級 配電盤・制御盤 組立 |
3級 冷凍空気調和機器 施工 |
2級 配電盤・制御盤 組立 |
2級 冷凍空気調和機器 施工 |
技能五輪建築配管 |
---|---|---|---|---|---|
R5 | 10(13) | 13(13) | - | 7(7) | 3(4) |
R4 | 11(13) | 12(13) | 0(3) | 10(11) | 9(11) |
R3 |
10(14) |
11(14) |
2(2) |
2(2) |
0(2) |
R2 |
8(11) |
1(1) |
2(2) |
2(2) |
0(2) |
R1 |
6(8) |
4(8) |
- |
3(3) |
1(3) |
(注)1:表の数値は合格者人数(受験者人数)である。
1年次及び2年次の技能講習及び特別教育の受講状況は以下のとおりです。
電気工事の各種施工方法やシーケンス制御、CAD(JW-CAD)を使用した屋内配線設計手法など、電気工事士として必要な学科、技能を基礎から学びます。
チャレンジする資格には、「第二種電気工事士」、「第一種電気工事士」、「2級電気工事施工管理技術検定」、「厚生労働省技能検定」があります。これらの資格の概要は以下のとおりです。
【第二種電気工事士】
・一般用電気工作物(住宅等)の電気工事を行うための国家資格です。試験は筆記試験と技能試験に分かれており、筆記試験に合格しないと技能試験が受験できません。
筆記、技能試験に合格すると免状の申請ができます。第二種工事士の免状申請に実務経験は不要です。
【第一種電気工事士】
・自家用電気工作物(ビル、工場等)の電気工事を行うための国家資格です。試験は筆記試験と技能試験に分かれており、筆記試験に合格しないと技能試験が受験できません。
筆記、技能試験に合格し、3年の実務経験を経て第一種電気工事士免状の申請ができます。
【厚生労働省技能検定】
・技能検定は技能者が仕事に必要な技能を有することを国が証明する制度で、合格者は技能士と呼ばれます。
工場内の制御盤の配線を施工するために必要な電気機器組立て職種、3級配電盤・制御盤組立て作業の技能検定にチャレンジします。
またエアコンの配管接続を施工するために必要な冷凍空気調和機器施工職種、3級冷凍空気調和機器施工作業の技能検定にもチャレンジします。
電気主任技術者、コンピューターネットワーク(LAN)構築や光ファイバー施工などの通信技術、自動火災報知設備の施工技術などを学び、電気設備関連の業種への就職を目指します。
チャレンジする資格には、「第3種電気主任技術者」、「工事担任者(第二級デジタル通信)」、「消防設備士(甲種第4類)」、「厚生労働省技能検定」があります。これらの資格の概要は以下のとおりです。
【第3種電気主任技術者】
・ビルや工場の高圧電気の管理・保全をするための国家資格です。
1年次に電気工事士・施工管理技士を学び、2年次にさらなるステップアップとして取得を目指します。
【工事担任者(第二級デジタル通信)】
・電気通信事業者の回線にパソコンやIP電話機などの端末設備等を接続する工事、監督を行うための国家資格です。
総合通信、第一級・第二級アナログ通信、第一級・第二級デジタル通信に分類されており、最低限必要な第二級デジタル通信の取得を目指します。
【消防設備士(甲種第4類)】
・消防設備士は第1類から第7類まで分類されており、特に電気工事に関連が深い第4類消防設備士(自動火災報知設備、ガス漏れ報知設備)の取得を目指します。
(消防設備士の資格には甲種と乙種があり、乙種は点検のみ、甲種は点検及び工事が可能となります。甲種を受験するには、電気工事士等の資格が必要となります。)
【厚生労働省技能検定】
・技能検定は技能者が仕事に必要な技能を有することを国が証明する制度で、合格者は技能士と呼ばれます。
工場内の制御盤の配線を施工するために必要な電気機器組立て職種、2級配電盤・制御盤組立て作業の技能検定にチャレンジします。2級を受検するには1年次の3級合格証が必要となります。
1~2週間の期間で、校内の実習では学べない、実際の工事現場での体験実習を行います。地域の電気設備工事会社に受入れのお願いをしています。
電気設備工事業、電気通信業に就職する者が多い状況ですが、電気保守業や電材卸売業に就職を希望する者も見られます。公共職業安定所と連携して就職のあっせんに努めています。
建築設備に関連する資格はたくさんありますが、大きく分けると「施工系」と「保守・運転系」のものになります。当科ではこれら資格の取得を目指し、建築設備関連の業種への就職を目指します。
チャレンジする施工系の資格には、「消防設備士」、「厚生労働省技能検定」があります。「保守・運転系」の資格には「冷凍機械取扱責任者」、「ボイラー技士」、があります。これらの資格の概要は以下のとおりです。
【消防設備士(甲種第1類)】
・消防設備士は第1類から第7類まで分類されており、特に建築設備に関連が深い第1類消防設備士(スプリンクラー、消火栓)の取得を目指します。
(消防設備士の資格には甲種と乙種があり、乙種は点検のみですが、甲種は点検及び工事が可能となります。甲種を受験するには、電気工事士等の資格が必要となります。)
【厚生労働省技能検定】
・技能検定は技能者が仕事に必要な技能を有することを国が証明する制度で、合格者は技能士と呼ばれます。
店舗用エアコンや冷凍冷蔵庫を施工するために必要な冷凍空気調和機器施工職種、2級冷凍空気調和機器施工作業の技能検定にチャレンジします。2級を受検するには1年次の3級合格証が必要となります。
【冷凍機械責任者】
・大規模な冷凍機の保安責任者になれる国家資格です。在校中に第3種冷凍機械責任者の取得を目指します。
【ボイラー技士】
・業務用ボイラーの取扱者となれる国家資格です。在校中に2級ボイラー技士の資格取得を目指します。
在校中に取得した資格を活かせる給排水設備工事業、空調設備工事業、消防設備工事業、ビルメンテナンス業と幅広く就職しています。公共職業安定所と連携して就職のあっせんに努めています。
区分 | 1年次 | 2年次 | ||
---|---|---|---|---|
電気技術コース | 冷凍空調設備コース | |||
学科 | 電気理論 電気材料 電気機器 電力工学 材料及び器工具 製図 測定法及び試験法 安全衛生 関係法規 電気応用 設計図・施工図 電気工事 測定法及び試験法 など (約810時間) |
自動制御概論 生産工学概論 電気通信の基礎・技術・法規 消防設備 冷凍空調設備及び施工法 など (約1,100時間) |
機械工学概論 電気工学概論 建築設備及び機器概論 生産工学概論 建築構造 建築製図 溶接法 安全衛生 仕様及び積算 自動制御 冷凍空調設備 設備製図 冷凍空調法 施工法 配管概論 給排水設備 職業資格 など (約790時間) |
|
実技 | 測定基本実習 安全衛生作業法 電気機器制御実習 電気基本実習 電気工事実習 など (約780時間) |
電気工事実習 コンピュータ操作基本実習 電気機器制御実習 ネットワーク構築実習 消防設備施工実習 冷凍空調設備施工実習 など (約490時間) |
器工具使用実習 溶接及びろう付け基本練習 配管基本練習 安全衛生作業法 冷媒配管実習 制御配線実習 設備施工実習 運転及び調整実習 整備実習 検査実習 溶接実習 配管施工実習 など (約800時間) |
|
時間数 |
1,591時間 |
1,591時間 |
1,591時間 |
3,181時間 |
(訓練時間の1時限は45分です)
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