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更新日:2022年9月20日
松本地域振興局
長野県では、令和3年に11件の農作業死亡事故が発生しています。松本農業農村支援センターで活動支援を行っている「安曇野.come(ドットコメ)」は、安曇野市内の大規模水稲農業者12名で構成されている青年農業者組織です。令和3年度の水稲・麦・大豆等の作付面積は550haで安曇野市内の12.5%を担っています。規模拡大により従業員にも機械作業を任せることが増えてきており、農作業事故防止等が課題となっています。
そこで、これまで「トラクター」「コンバイン」「田植機」の安全な点検と操作に関する研修会を開催してきました。
今回は、普及指導員が行う「農作業事故防止」に関する講習会と赤十字救急救命指導員が行う「救急救命法」に関する講習会の2部構成で開催したところ20名余が参加しました。
人体模型を使って気道の確保や心臓マッサージ、AEDを使った救命方法について実践で学ぶことができました。
講習会開催後のアンケートでは、出血時のより詳細な対応について、実技講習会の開催を望む等の要望が寄せられました。今後の活動に活かしていきたいと思います。
農作業事故の実態について説明
心臓マッサージの模範演技
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