ホーム > 松本地域振興局 > 松本農業農村支援センター > 松本農業農村支援センター 技術経営普及課 > 活動ホットニュース(松本農業農村支援センター) > 令和5年度長野県農業士協会中信ブロック研修会を開催しました

ここから本文です。

更新日:2023年3月13日

松本地域振興局

令和5年度長野県農業士協会中信ブロック研修会を開催しました

例年、長野県農業士協会中信ブロックの会員が一堂に会し、視察研修及び情報交換により、自らの経営向上に資するとともに会員相互の親睦を深め、それぞれの支部活動の強化を図ることを目的として、中信ブロックの北安曇支部、安曇野支部、松筑支部持ち回りで、中信ブロック研修会を開催しています。

今年度は松筑支部が主催となり、令和5年8月3日、繁忙期ではありましたが、農業士会員15名、研修生と農村振興課、農業農村支援センターの関係者7名が出席して、松筑支部管内の視察研修、情報交換会を行いました。


朝日村でレタス類・キャベツ等の葉菜を大規模に経営するN氏の栽培ほ場では、農地の集積による生産の効率化、経営リスク回避のため毎年新しい品目を導入・試作を行なって検討していることなどをお伺いしました。


山形村でナガイモ、ゴボウ、ニンジン等の根菜類、ネギ、グラジオラスなどを大規模に生産し、加工・冷蔵まで手掛けているH氏の栽培ほ場・加工施設では、ニンジン収穫機械の実演、加工・冷蔵施設等を視察し、農地の引き受け、機械化による省力化、冷蔵・冷凍による生産物の長期出荷、雇用の創出、技能実習生の暖地とのリレー雇用により技術を習得した実習生がまた翌年戻ってくるなど貴重なお話を聞くことが出来ました。

山形村のヤンマーアグリジャパン(株)では、省力・軽労化に向けたスマート農業関連等の新製品の開発状況、農業士会員からヤンマー開発担当者への農業機械開発に対する意見交換が行われ、果樹の収穫ロボットよりも、収穫物を倉庫へ運んでくれるような搬送支援システムを開発してほしいなどの要望が出されました。

情報交換会は、会場を視察先でもあったH氏の経営する居酒屋に場所を移し、水分補給も兼ね、ナガイモ等地物野菜の料理に舌鼓を打ちながら、将来の抱負や希望、相互の情報交換など大いに語り合い、大変参考になる有意義な研修になったとの感想が聞かれました。

写真1朝日村・N氏ほ 場写真2山形村・H氏 ニンジン収穫機写真3ヤンマーアグリジャパン

お問い合わせ

所属課室:長野県松本地域振興局松本農業農村支援センター

松本市大字島立1020

電話番号:0263-40-1915

ファックス番号:0263-47-7822

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?