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更新日:2024年9月9日
松本地域振興局
8月28日にJA松本ハイランド根菜部会のナガイモ栽培現地講習会が行われ、約20名の生産者が参加しました。今年度の生育状況、かん水試験、除草剤試験、豪雨による畝の陥没対策の事例紹介、生分解性ナガイモネットの取組、アンケート調査の結果について、支援センター担当者から生産者に報告しました。
かん水試験については、干ばつの年はかん水を行った生産者の方が、イモの品質がよく収量も増加傾向とのアンケート結果を基に実施しています。
陥没対策については、現地での排水対策事例と他県の陥没対策について情報提供を行いました。近年、温暖化の影響で極端な大雨が増加傾向であり、現地では畝の陥没被害も増えているため、引き続き関係機関で連携して対策の検討を行っていきます。
生分解性ナガイモネットについては、環境負荷低減に向けて取り組んでおり、当日はメーカーの方も参加し、生産者と意見交換を行いました。
今後もナガイモの安定生産に繋げるために、関係機関と連携しながら支援を行っていきます。
講習会の様子