塩尻市の青年農業者に向けた研修会を開催しました

令和7年2月27日、塩尻市の青年農業者を対象に、生産販売と農業経営力の向上と相互の意見交換により親睦を深めることを目的とした研修会を塩尻市と松本農業農村支援センター共催で開催しました。

今回のテーマは「農産物の流通と価格の決まり方」についてです。市場での業務経験のある先輩農業者から流通と価格の決まり方に加えて、現在の営農にどのように活かしているのか事例発表をいただきました。内容について参加者は、興味深く聞いている様子でした。その後質疑応答の時間では、多くの意見や質問が飛び交い流通についての関心が非常に高いと感じました。今回は長野県の青年農業クラブである「PALネットながの」も参加し、普段交流の機会がない団体との交流を通した情報交換により幅の広い研修会ができました。

後半は、前段の流通面での質問や農政事業についての意見など、農業に関するアレコレについて意見や要望も含めた情報交換を行いました。ここでは農業の人材不足や農地の借用についての意見が出ました。この場で出た意見を支援センターとしても共有して、地域の農業維持・発展の担い手として期待される青年農業者に寄り添った支援ができるように尽力します。