ここから本文です。
更新日:2024年8月27日
松本地域振興局
JAあづみでは今年、りんごでの就農を希望する方に、剪定から収穫までりんごの農作業を年間体験できる就農体験会を開催しています。
今回は第3回として、8月11日にりんごの収穫作業の体験会が開催されました。
当日は、県内外在住の6名の就農希望の方に参加いただきました。
参加者は、この時期に収穫となる早生品種の「シナノリップ」の収穫体験を行いました。
獲れ頃のりんごの見分け方と収穫方法をJAあづみの技術員から教わった後、「自分が一番おいしそうだと思うりんごを1つだけ収穫してみよう」となり、参加者達は、りんご園をうろうろしながら、一番おいしそうなりんごを恐る恐る収穫しました。
選んだりんごはその場でかぶりつき、獲れたてりんごをしっかりと味わってもらいました。
みんな「おいしい!」「みずみずしい!」「この時期のりんごは初めて食べた」等いろいろな感想が聞かれました。
りんごを丸々1個食べて腹ごしらえをしたのち、早速収穫作業を行いました。初めは恐る恐る収穫していた参加者達も、収穫かごが一杯になる頃には、慣れた手つきでりんごをもぎ取っていました。
前回5月の体験会では、今回収穫を行ったシナノリップの摘花作業を行ったため、「5月には花だったのに、もうこんな大きなりんごになったなんて!」と驚きの声が聞かれました。
りんご就農体験会は10月に行われる第4回で終了となります。最終回は選果場見学や生産者との交流会も予定されています。
地域の新たな担い手の確保のため、就農を検討している多くの方に参加していただけるよう、松本農業支援センターでは今後も支援を行っていきます。
収穫方法の説明を受ける参加者
収穫体験の様子