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更新日:2023年6月12日
松本地域振興局
安曇野市立三郷小学校の3年生が、5月12日(金)に長野県農業経営者協会安曇野支部(中村隆宣支部長)の会員4名のそれぞれの畑を訪問して、りんごの摘果を体験しました。
この体験学習は、中村支部長(以下、支部長)が三郷小学校のPTA役員をしていたことがきっかけで始まり、児童がりんごの栽培を調べたり、摘果や収穫を体験することなどにより地域への愛着を持つことや、農家の話を聞いたり、質問することで地域の農業を知ることなどを目的に実施しており、受け入れを始めて今年で20年目になります。
支部長の畑では、3年4組36名の児童が、支部長から教わりながらできるだけ大きな実を残すように摘果を行い、終了後は大きくりんごが育つことを願って3年4組りんごの木の看板を立てました。
また、児童からは、「りんごは何種類あるの?」、「秋になぜ熟すの?」、「なぜりんごは赤いの?」など回答が難しい質問も出されましたが、支部長は一つ一つの質問に丁寧に答えていました。
今後は、6月に観察会、10月にりんごのシール貼り、11月に収穫の体験を行い、12月には、支部長の他会員3名を小学校に招いてお礼の会を行う予定となっています。
長野県農業経営者協会安曇野支部では、りんご栽培に触れ、収穫したりんごのおいしさを実感するなどの体験を通し、地域農業への理解を深める農業教育の取組を続けていきます。
児童の摘果体験の様子
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