ここから本文です。
更新日:2024年11月6日
松本地域振興局
JAあづみでは今年、りんごでの就農を検討している方に、剪定から収穫までりんごの農作業を体験できる就農体験会を4回にわたり開催しています。
今回は第4回(最終回)として、10月6日にりんごの収穫作業の体験会及びりんご生産者との交流会が開催されました。
当日は、県内外在住の4名の就農希望の方に参加いただきました。
参加者は、この時期に収穫となる中生種の「シナノスイート」の収穫体験と晩生種の「ふじ」の葉摘み体験を行いました。
JAあづみの技術員から、りんご「ふじ」の果実に十分な光を当てるために「葉摘み作業」が必要との説明を受けた後、参加者の方は丁寧に果実を覆うようにしている葉を摘んでいました。その後の「シナノスイート」の収穫作業では、8月の収穫作業にも参加した者は前回を思い出しながら、真剣に取り組んでいました。収穫した果実は、生産者の方から出荷規格についてどのようなものが特秀品で、どのくらいの傷があると規格外になるのか等説明を受けました。
午後からはりんご生産者と来年就農予定の研修生のお二人から、りんご農家になった理由や苦労した点等様々なお話を聞くことが出来、参加者からも多くの質問がありました。
本年のJAあづみりんご就農体験会は今回が最終回となりました。2月の剪定作業体験からスタートし、摘果、早生種の収穫、今回の葉摘み収穫体験と全4回にわたり体験会を開催してきました。すべての会に参加された方からは、「冬の枝のみの状況から、りんごが少しづつ大きくなり収穫するまで体験することが出来、すごくよかった」との感想を頂けました。
この体験会は来年度も予定されているます。地域の新たな担い手の確保のため、就農を検討している多くの方に参加していただけるよう、松本農業支援センターでは今後も支援を行っていきます。
ふじ葉摘みの様子
シナノスイート収穫の様子
生産者との交流会の様子
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください