松本地域振興局

盗難絶対防止！～今年も守るぞ山辺地区の農産物～

松本地域でも果物の収穫が始まっています。今年は春先から平年より高温で推移したため、果物の収穫も早まっています。夏は猛暑、酷暑でしたが、今年の果物は甘みがのってとてもおいしいと個人的に予想しています。

収穫の時期になって農家さんを悩ませるのが「盗難」です。
農家が自然災害から守り、手塩にかけて育てた農産物を最後の最後に持って行く、許されない行為です。
松本市山辺地区（入山辺地区農業再生協議会）では、「盗難防止！」と地域一体で対策に取組んでいます。

 
9月1日（金曜日）には、山辺地区農産物盗難防止対策決起集会が山辺ぶどう集荷所で開催され、防犯カメラの点検、パトロール隊の出発式が行われました。「地域の果物を守るぞ！」という強い意気込みが感じられました。
また、警察も出席し、パトロールするので「がんばろう！」と気合を入れていました。
地域発元気づくり支援金事業を活用した、防犯カメラや防犯看板の設置、啓発用のぼり旗の導入で盗難を許さない体制をつくっています。
（なんと！防犯カメラは50台も設置されています）

どうして「農作物盗難」という犯罪を侵すのでしょう。農家の1年間の苦労を知らないのでしょうか。
山辺地区の取組が効果を上げ、みんなが安心して農業や生活ができる環境となることを期待しています。そして、このような地域みんなが一体となる取組みが広がって欲しいと思いました。

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