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更新日:2021年3月22日
平成30年6月13日に過去十数年、黒星病の発生の見られなかった地域において発生したリンゴ黒星病について、検定の結果、DMI剤及びQoI剤耐性菌と確認されました。リンゴ黒星病はりんごの葉や果実にすす状の病斑を生じ、落葉、落果、裂果を引き起こします。感染が拡大すると、品質低下や収量の減少につながります。
開花期前後は黒星病に感染しやすく、降雨により黒星病菌が増加しますので、以下の点に留意して、防除を徹底してください。
★リンゴ黒星病が毎年発生している地域では、重要防除時期の4~5月(発芽10日後~落花後)までは、散布間隔が10日以上空かないよう、散布回数を増やして対応する。
★薬剤防除をする際は、樹全体にしっかり薬液がかかるように、十分な量を散布する。また、雨前散布を心がける。
★令和2年は、暖冬により生育が早まると見込まれているので、展葉期からの定期的な防除の時期を逸しないようにする。
(参考:果樹試験場定例調査)
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