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更新日:2024年9月9日
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長野県農政部によると、令和6年中、長野県では5件の農作業車が関係する死亡事故が発生し、そのうち4件の事故当事者が65歳以上と、高齢農業者による事故の割合が高くなっています。
※死亡事故は当事者が事故発生から24時間以内に亡くなった場合の件数
また、近年では死亡事故には至らない重傷事故も多く発生しており、原因として特に機械の転倒・転落による事故が増加しています。
安全対策を確認し、交通事故を防ぎましょう。
運転操作ミスや道路環境が悪いことにより路外に逸脱したり、傾斜地等でバランスを崩して横転するなど、公道における農作業車の交通事故で13人が死亡しています。
最も多いのは乗用型トラクターで、その他の機械では乗用草刈機(12件)、機械以外では熱中症(9件)が多くなっています。
農作業事故死亡者の年齢は、年々高齢化しています。農業従事者の高齢化や、運動能力・反射神経の低下が要因と考えられます。
農作業事故は午前10時から午後5時にかけて多く発生しています。
機械を使用し始める3月~5月が多く、7月、秋の収穫期も多くなっています。
乗用型トラクターの死亡事故は、そのほとんどが転落・転倒によるものです。
歩行型トラクターの死亡事故は、挟まれ、まきこまれ事故が多くなっています。
【資料提供長野県農政部】
救命効果の高い安全キャブやフレームが付いているトラクターを利用しましょう。
農作業車による事故においても、シートベルト着用の有無により死傷状況が大きく異なるため、運転中は必ずシートベルトを着用しましょう。
また、ヘルメットも着用に努めましょう。
農作業車による死亡事故は、ハンドルやブレーキ操作ミスによる単独事故が多いため、道路状況等に応じた的確な運転を行いましょう。
直角カーブ・鋭角カーブ・坂道走行・狭い道幅・草むらなどではスピードを抑えしょう。
意識して水分補給し、熱中症にも注意しましょう。
ふたり以上で作業し、お互い異常がないか確認しあいましょう。
傾斜のある場所や用水路などを確認してから作業を行いましょう。
お問い合わせ
長野県警察本部交通部交通企画課
電話番号:026-233-0110(代表)
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