令和6年度は、「しあわせ信州創造プラン3.0」で掲げた新時代創造プロジェクトを具体的に進めていく重要な年となります。
産業労働部では、時代の変化を捉えながら以下の3本柱で取組を推進してまいります。
[人口減少社会に適応した産業構造への転換]
女性・若者から選ばれる産業づくりを進めるため、男性従業員の育休促進、奨学金返還支援の助成、女性・若者の起業促進に取り組みます。また人材確保に向けて、UIJターンや移住促進、外国人材の採用支援、短時間業務の切り出しによる多様な労働参加を促進します。
[世界から選ばれる「稼ぐ」産業の創出]
EV関連産業や医療機器、航空機産業などの成長分野に係る技術・製品開発やグローバル展開を支援するとともに、水素利活用につなげるプロジェクトチームを設置します。
発酵長寿県「NAGANOの食」のブランド価値向上を図るとともに、伝統的工芸品産業の後継者確保やクラフト産業との共創によるリブランディングに取り組みます。
[喫緊の課題への対応]
強靭で健全な経済構造への転換に向け、適正な価格転嫁の促進に加え、しあわせバイ信州運動の展開とデジタル地域通貨の導入・拡充支援等により地域内経済循環を促進します。
デジタル化の機運醸成から導入支援に至る一貫した支援体制を整備するなど、産業DXの推進による生産性向上に取り組みます。
|