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更新日：2024年12月27日
松本合同庁舎トイレ改修工事
長野県松本合同庁舎では、本館棟及び会議棟のトイレ等の改修工事を行っています。
本工事ではトイレの全面リニューアルを目指しており、どのようにトイレ改修が進められているか、その様子をご紹介します。
工事概要
施設整備概要
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工事敷地 |
松本市大字島立1 0 2 0（松本インターチェンジ付近） |
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工事名 |
松本合同庁舎トイレ改修工事（建築工事と電気設備工事） 松本合同庁舎トイレ改修機械設備ほか工事 |
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施工者 |
松本土建株式会社 株式会社大和ホーム工業 |
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工事概要 |
各便所全面改修に伴う、便所内の床、壁、天井等の内装改修等 便所改修、機器更新、給排水衛生設備配管改修に伴う電気設備工事 便所改修に伴う衛生器具設備の撤去・新設、給湯室（パントリー）の給湯設備の撤去・新設等 |
＜改修内容の特徴＞
- 既存トイレのレイアウトを一新し、利用者が「快適性や清潔感」を感じられるトイレへのリニューアルを図ります
- 3～5階にも車いす利用者トイレ（多目的トイレ）を設け、合庁全体に多様なニーズに対応できるトイレを配置します
- 女性トイレにパウダーコーナー、男女共にベビーベッドやベビーチェア等を設置します
- 老朽化が進む給湯室（パントリー）や配管等の給排水設備について、老朽化対策としての改修を実施します
- 上記に伴う改修に関連する電気設備工事も併せて実施し、LED照明器具による省エネ化を推進します
工事の状況
令和6年12月（準備中）
令和6年10月（地下駐車場の天井、会議棟トイレの既存解体）
地下駐車場の天井内の配管工事が完了し、天井を復旧 天井内には、複数の電気配線、給排水配管、消火用配管
します。天井内に上階の各配管が設置されています。 等があり、合庁の様々な機能を支えています。
給湯室についても設備機器を中心に改修します。 本館棟と会議棟を結んでいる接続部分の配管工事の様子
会議棟トイレの古い便器や壁を撤去し、トイレのレイアウトを新しくするための内装を解体する様子
⇒3期工事（会議棟など）
3期工事として、保健所エリア、会議棟の1階～2階のトイレ、各階の給湯室（パントリー）等を改修します。
注）工事工程を、各階でずらしながら進めるため、掲載写真は進捗が前後（重複）します。
令和6年9月（多目的トイレ、女性、男性のサイン）
トイレサインも合わせて更新し、柔らかい色合いの サインは通行に支障のない大きさとし、廊下からの視認性
サインを採用します。 も重視し、様々な角度から見やすいつくりとします。
新しく設けた多目的トイレは個室で独立した入口とし、 視覚記号と縞の組み合せ、パステル調で男女を区別し、
多様なニーズを持つ方が利用しやすいつくりです。 公共施設に必要な視認性と柔らかな雰囲気を両立します。
令和6年8月（壁掛け式の便器、内装工事）
配管スペースを移設し、維持管理用の扉を設けます。 清潔感あるホワイトを基調としたカラーコーディネート
汚れに配慮するため、小便器を壁掛け式とし、床材は 壁掛け式の洋式便器にすることで、床面がフラットに
濃い色合いで仕上げ、汚れを目立たなくします。 なり、掃除等のメンテナンスがしやすくなります。
洗面台等を設置するための配管を覆う棚（ライニング）、 各トイレを壁の囲い（トイレブース）で仕切る前の様子
床材等を貼る前の様子
洋式便器を壁掛け式とするために必要な設備機器の様子 多目的トイレは独立した個室で、車いす利用者をはじめ
強固な材料で重量のかかる大便器を背面から固定します。 多様なニーズを持つ方にも利用しやすいつくりです。
令和6年7月（配管スペースの変更、レイアウト新設の壁）
全面的な改修に伴い、配管スペースを移設します。 天井にある給排水管等の設備配管も更新していきます。
配管スペースの移設に伴い、新設した給水管と排水管 トイレのリニューアルに合わせ、新しい天井を設置します。
レイアウトを変更するために必要な新しい壁の材料 上下階を貫通する配管はあらかじめ、建物の構造をつくる
工事の時に準備しておきます。
新しい空間として、レイアウトが見え始めます。 床に配置された線材は、壁新設の基の材料となります。
令和6年6月（工区を切り替え、本館の上階トイレを解体）
騒音対策として、手作業にて既存の壁等を撤去します。 1期工事で完了したトイレは利用可能となり、上部の階
の改修工事へ、工区を切り替えていきます。
既存の壁を撤去し、新たなレイアウト位置を確認します。 配管スペースを移設するため、構造体にスペースを空けます。
⇒2期工事（本館棟２）
2期工事として、本館棟の2階～5階のトイレを改修します。
注）工事工程を、各階でずらしながら進めるため、掲載写真は進捗が前後（重複）します。
令和6年5月（内装工事、機器設備の設置）
天井の撤去復旧に伴い、天井に点検口を設置します。 給湯室（パントリー）の棚等も更新します。
洋式化された新しいトイレ、手すり等も設置します。 給湯室（パントリー）の設備機器等も更新します。
トイレ改修に合わせ、配管スペースを移設します。 洋式便器を利用できない方へ配慮するため、和式便器も
トイレには上下階を貫通する配管が必要になります。 設置します。
女性トイレに新設された、身だしなみを整えるための 壁掛け式の小便器を設置することで、床がフラットに
パウダーコーナーです。棚にカバン等も置けます。 なります。メンテナンス性を向上する工夫です。
洗面台も更新します。多様なニーズに応えるように トイレブースの位置を工事現場で微調整しながら設置し、
ベビーベッドを設置します。（男女とも） できるだけ広くなるようにレイアウトを決めていきます。
令和6年4月（トイレのレイアウト新設、配管工事）
既存の古いトイレの壁が撤去されたところに、新しい壁 トイレ改修に合わせ、給排水の配管も新しくします。
を新設します。
洋式便器を利用できない方へ配慮するため、和式便器も 既存の古い壁を撤去したところです。天井部分には
設置します。 新しい配管が見えます。
令和6年3月（新しい床のためのRC打設）
トレイのレイアウトを一新するため、既存便器の位置と異なる位置に新しい便器を設けることが本改修の特徴です。
既存便器を撤去した部分は、コンクリート（RC）で新しく床をつくっていきます。
令和6年2月（既存トイレの解体、地下１階天井の配管作業）
執務空間への騒音等に配慮しながら少しずつ壁を撤去 地下1階書庫の天井を撤去し、配管を改修する様子
します。コンクリートの壁を撤去するのは大変です。 トイレ配管は床下にあるため、下階の天井で作業します。
令和6年1月（床のRC打設、地下1階、1階）
既存の壁の撤去が完了し、一つの空間となった様子です。 既存トイレの便器を撤去した部分は、新しい床にする
限られた空間をできるだけ広く使えるよう改修します。 ため、コンクリート（RC）で床をつくります。
令和5年12月（既存トイレの解体）
既存トイレの和式便所等を撤去していきます。 トイレのレイアウトを一新するために壁等を撤去していきます。
⇒1期工事（本館棟１）
1期工事として、まず、本館棟の地下1階、1階、2階トイレを改修します。
注）工事工程を、各階でずらしながら進めるため、掲載写真は進捗が前後（重複）します。
令和5年9月（着工前）
