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更新日:2023年12月20日
水産試験場
外来藻類のミズワタクチビルケイソウが長野県内でも確認され始めています。
このケイソウは繁茂すると水中で綿状の群生をつくり、魚類、水生昆虫の生息や生育だけでなく、釣りの仕掛けに藻がまとわりつくなど、支障をきたすことが懸念されます。
このケイソウが侵入した河川で釣りをした場合、釣り具やたも網、長靴、ウェーダーなどにケイソウが付着し、その後、殺藻せずに他の川で使用すると、分布域を拡大させてしまう可能性があります。
私たちが試験をおこなった結果、ミズワタクチビルケイソウは5%塩水、60℃以上のお湯、濃度50%以上のエタノールのいずれかに1分間浸けると死亡することがわかりました。
他の川へ移動する又は釣りから帰ったときには、川で使った道具はすべて殺藻しましょう。
詳しい殺藻方法などはこちらをご覧ください。
「塩で防げ!外来藻類ミズワタクチビルケイソウ」(PDF:1,652KB)
写真1 ミズワタクチビルケイソウが川の中で繁茂している様子
写真2 ミズワタクチビルケイソウの顕微鏡写真
写真3 水上から見たミズワタクチビルケイソウ
写真4 水中から見たミズワタクチビルケイソウ1
写真5 水中から見たミズワタクチビルケイソウ2
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