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更新日:2022年3月18日

解説 知っておきたい豚熱(CSF)のこと

 豚熱(CSF)について

 

ウイルス pig

豚熱(CSF)は、豚やイノシシの病気であって、人に感染することはなく染した豚の肉が市場に出回ることもありません。

仮に豚熱(CSF)に感染した豚の肉や内臓を食べても、人体に影響はありません。

また、豚熱(CSF)ワクチンを接種した豚の肉を食べても、人の健康に影響はありません。

豚熱(CSF)とは、どんな病気ですか?

豚熱(CSF(Classical swine fever))は、豚熱(CSF)ウイルスの感染による豚とイノシシの病気です。強い伝染力と高い致死率が特徴で、家畜伝染病予防法において家畜伝染病に指定されています。このため、発生した農場では、飼養豚等を対象に防疫措置を行うこととしています。

豚熱(CSF)ウイルスは、人に感染しますか?

豚熱(CSF)は豚とイノシシの病気です。人には感染しません。

豚熱(CSF)とアフリカ豚熱(ASF)は、同じ病気ですか?

症状は似ていますが、原因となるウイルスが異なる違う病気です。豚熱(CSF)の原因ウイルスは、フラビウイルス科ぺスチウイルス属に分類されますが、アフリカ豚熱(ASF(African swine fever))の原因ウイルスは、アスファウイルス科アスフィウイルス属に分類されています。なお、アフリカ豚熱(ASF)ウイルスも、人には感染しません。詳しくはこちら(外部サイト)

豚熱(CSF)にかかった豚の肉は、市場に流通しますか?

豚は、と畜場法に基づき、全頭、都道府県等のと畜検査員(獣医師)が異常や疾病がないか検査し、合格したものだけが市場に流通することになっています。と畜場で豚熱(CSF)であると確認された肉や内臓等については、検査不合格となり、市場に流通することはありません。

 豚熱(CSF)の発生について

これまでに、日本で豚熱(CSF)の発生はありましたか?

明治20年(1887年)、日本で初めて豚熱(CSF)の発生が確認されました。昭和44年(1969年)に生ワクチンが開発され、発生が激減し、平成4年(1992年)を最後に発生は確認されていませんでした。

現在、日本での発生はありますか?

平成30年9月9日に岐阜県の養豚農場において、日本では平成4年以来26年ぶりとなる豚熱(CSF)発生が確認されました。その後、令和3年4月19日までに岐阜県、愛知県、長野県、滋賀県、大阪府、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県、和歌山県、奈良県、栃木県、神奈川県、宮城県、岩手県、茨城県、千葉県、静岡県(1府20県)での発生が確認されています。

また、平成30年9月13日以降、岐阜県、愛知県、三重県、福井県、長野県、富山県、石川県、滋賀県、埼玉県、群馬県、静岡県、山梨県、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、新潟県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、福島県、山形県、宮城県(1都2府22県)において野生いのししから豚熱(CSF)の陽性事例が確認されています。(令和4年3月17日現在)

平成30年(2018年)9月の発生以降、どのような対策を行ってきましたか?

豚熱(CSF)の対策については、平成30年9月の発生以降、養豚農場の衛生管理の徹底、早期出荷促進対策、防護柵の設置支援、捕獲強化や経口ワクチンの散布などの野生イノシシ対策等を実施してきました。

 豚へのワクチン接種について

 

令和元年10月15日に豚熱(CSF)に関する特定家畜伝染病防疫指針が改正され、豚へのワクチン接種が認められました。

これにより、豚熱(CSF)の発生を防ぐため、長野県を含む国内の複数県で豚へのワクチン接種が進められています。

ワクチン

今回、豚熱(CSF)ワクチンを接種するのはどうしてですか?

豚熱(CSF)の防疫措置は、早期発見と感染した豚の処分を原則としていますが、今般、野生イノシシにおいて豚熱(CSF)の感染が拡大しており、衛生管理の向上等を図っても豚への感染防止が難しい場合に、豚への感染リスクが高い地域において豚を対象にワクチンを接種し、豚熱(CSF)の発生を予防することとなりました。

長野県での接種状況は?

長野県では令和元年10月下旬から、県内の飼養豚全頭への豚熱(CSF)ワクチン接種を実施しています。

 豚熱(CSF)ワクチンについて

今回、使用している豚熱(CSF)ワクチンを接種した豚の肉を食べても人の健康に影響はありませんので、安心して長野県産の豚肉をお召し上がりください。

今回使用する豚熱(CSF)ワクチンとはどんなものですか?

今回使用する豚熱(CSF)ワクチンは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号。旧「薬事法」)に基づき、農林水産大臣が承認し、国が備蓄しているものです。有効性及び安全性は担保されています。

豚熱(CSF)ワクチンは、日本で使用したことがありますか?

昭和44年(1969年)から平成18年(2006年)まで、37年間にわたって、国内でほとんどの豚に使用していました。

この間、豚熱(CSF)ワクチンを接種した豚の肉を食べて、人の健康に影響を及ぼした事例はありますか?

上記の法律に基づき、承認された医薬品は販売後に実際に使用した際の安全性等の情報を収集していますが、豚熱(CSF)ワクチンを接種した豚の肉を食べて、人の健康に影響があったという報告はありません。

豚熱(CSF)ワクチンには、どのような成分が含まれていますか?

豚に豚熱(CSF)を引き起こさせないよう病原性を弱くした豚熱(CSF)ウイルスと添加剤が含まれています。

豚熱(CSF)ワクチンに含まれる添加剤が人の健康に影響を及ぼすことはありませんか?

豚熱(CSF)ワクチンに含まれている添加剤は、食品又は食品から通常摂取されている成分(塩化ナトリウム、精製水、乳糖)及び食品衛生法に基づく食品添加物として使用されている成分(ポリビニルピロリドン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム)ですので、ワクチンに含まれている添加物の量であれば、人の健康に影響はありません。

豚熱(CSF)ワクチンの成分は豚肉に残留しているのですか?

豚熱(CSF)ワクチンを接種した健康な豚は、体内で豚熱(CSF)に対する免疫を獲得します。人の予防接種のように免疫を獲得すると、ワクチンに含まれている豚熱(CSF)ウイルスは体内から消失します。このため、ワクチンに含まれている豚熱(CSF)ウイルスが豚肉に残留することはないと考えられます。なお、ワクチンの成分が万一残留したとしても、人の健康に影響はありません。

 豚肉

 

 

お問い合わせ

農政部家畜防疫対策室

電話番号:026-235-7232

ファックス:026-235-7481

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