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更新日:2024年12月27日
果樹試験場
春の霜害は果樹生産に大きな悪影響を及ぼし、果実が成らないことによる収量減や、品質低下を引き起こします。当場では霜害を少しでも軽減できる技術確立をめざし、試験に取り組んでいます。
本年、果樹の開花期には低温に遭遇することがなく、霜害は大きな問題になりませんでした。果樹生産にとっては非常に良いことですが、研究にとっては試験データを得ることができず、研究を進めることができませんでした。
そこで、少しでも研究を進めるために、初冬期の霜が降り始める頃から霜害対策の試験を再開しました。もちろん花や果実に対する調査はできませんが、資材の被覆方法による気温変動の有無や程度を調査し、より良い方法を探っています。
被覆資材の有無と被覆方法による気温の変動を調査しています
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