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更新日:2024年12月27日

果樹試験場

「根」に着目して研究を進めています(令和6年12月)

根の調査は土を掘りあげ、地下部を露出させる必要があります。生育期間中に根が露出すると樹体に悪影響があるので、落葉後のこの時期が調査の最盛期です。

近年、干ばつやゲリラ豪雨など土壌水分が大きく変動する状況が多く、樹体の生育や果実品質に様々な影響を及ぼしています。ぶどうの裂果や縮果症の原因になるほか、りんごの日焼けも助長すると考えられています。また、果樹全般に翌年の花芽形成にも影響します。

土壌の乾燥に対しては「かん水」が基本かつ最も重要です。ただし、いくら水があっても、吸収するための「根」が十分になければ樹は「水が足りない」状態になります。果実の収量や品質を維持するために、「根」にも着目して研究を進めています。

発根量調査のようす
資材の処理と栽培方法の違いによる根量の違い(もも)

お問い合わせ

所属課室:長野県果樹試験場 

長野県須坂市大字小河原492

電話番号:026-246-2415

ファックス番号:026-251-2357

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