プロの料理人と語り、技を見る第1回木曽地域農業の魅力発見セミナーを開催しました

11月27日、高校生に農業や食に関する理解を深めてもらうことを目的に、木曽地域農業の魅力発見セミナーを木曽青峰高校森林環境課の生徒を対象に開催しました。今回は野沢温泉村にあるカフェ七良兵衛珈琲のパティシエである平原孝将さんに講師を依頼し、七良兵衛珈琲で取り組んでいることなどの講演や生徒が栽培した伝統野菜を使った料理の調理実習を行いました。

講演では、自分たちで0から作ることにこだわり、野菜や水稲の栽培に取り組んでいること、野沢菜や小布施栗など地元食材を使った食材を使った料理を提供していること、野沢温泉村に新しくできた道の駅で素材や調理方法にこだわったスイーツを販売していることなどを話していただきました。

調理実習では、平原さんに指導してもらいながら、ジャガイモの伝統野菜である黄いもを用いて、ポムデュセスを作りました。エゴマのパンの上にポムデュセスを絞り、バーナーで軽く炙ると美しい模様が現れ、生徒たちは大変驚いていました。平原さんがカボチャのガトーショコラを作る様子も見学し、手際よく調理が進むプロの技に生徒たちは見入っていました。

最後にポムデュセスとカボチャのガトーショコラを試食しました。

本セミナーがきっかけとなって、生徒が農業や食に対する興味をもってもらい、農業の担い手として活躍すること、または、料理人になって地元の食材を多く活用してもらうことを期待します。

平原さん講演