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更新日:2019年12月20日

令和元年(2019年)県政おもなできごと

県政おもなできごと(11項目)と番外編、各地域振興局のおもなできごと(リンク)を紹介しています。ぜひご覧ください。

県政おもなできごと一覧
時期 項目

2月~

3月

4月

4月~6月

6月

8月

10月

10月~

11月

12月

2月~

飼養豚及び野生イノシシのCSF(豚コレラ)に対し、「家畜防疫対策室」を中心に対策を実施 

 豚やイノシシの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴のCSF(豚コレラ)。2月に県内で初めて感染が確認され、野生イノシシや県内農場の飼養豚へ感染が拡大したことに伴い、県では9月に「家畜防疫対策室」を設置しました。
 対策室では、県内農場の防疫対策(野生動物の侵入防止対策、適切な消毒など)の推進、野生イノシシに対する経口ワクチンの野外散布、飼養豚への予防的ワクチンの接種など、感染拡大防止に向けた対策を進めています。

 ※CSFは豚やイノシシの病気であって、人に感染することはありません。仮にCSFに感染した豚の肉を食べても、人体に影響はありません。

 

豚コレラ1

CSFワクチンの接種の準備作業

 

豚コレラワクチン2

CSFワクチンの接種の様子

 

 

3月

「長野県自転車の安全で快適な利用に関する条例」を制定 

 安全で安心な県民生活の確保と、自転車の利用促進を目指し、「長野県自転車の安全で快適な利用に関する条例」と「長野県自転車活用推進計画」を定めました。
 県では、安全教育の充実や自転車通行空間の整備、また万が一の事故に備える自転車損害賠償保険等への加入義務化等の安全・安心に関する対策を講じながら、本県の特長を活かした、健康増進や環境負荷の低減、観光振興に繋がる自転車の利用促進を図ります。

自転車条例

「長野県自転車の安全で快適な利用に関する条例」紹介ポスター

 

 4月

 営業本部が発足し、生産から販売まで一貫したマーケティングに基づく県産品の売り込みを開始

 県産の優れた農林水産物やその加工品、伝統工芸品等を県外・国外向けに売り込む「長野県営業本部」が発足しました。重点品目等を定め、市場・消費者調査や商品特性を踏まえた戦略立案、県内事業者と県外需要者とのマッチング機会創出、営業活動と連動したプロモーション活動など、生産から販売まで一貫したマーケティング支援体制を構築し、長野県の「稼ぐ力」と「ブランド力」の向上を図ります。
 8月からは本格的な海外市場調査やトップセールスを開始したほか、12月には、県内の生産者と県外事業者を繋ぐマッチングサイト「しあわせ商談サイトNAGANO」がプレオープンするなど、県産品の更なる県外需要の拡大と信州ブランドの発信に着手しました。

営業本部の看板を持つ阿部知事」

営業本部の設立の様子

 

 4月~6月

「信州花フェスタ2019 ~北アルプスの贈りもの~」を開催 

 4月25日から6月16日までの53日間にわたり、県内で初めて、国内最大級の花と緑の祭典である第36回全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019~北アルプスの贈りもの~」を、県及び中信4市の主催により、松本平広域公園をメイン会場、国営アルプスあづみの公園などをサブ会場に、開催しました。
 期間中は、眞子内親王殿下ご臨席のもと「令和元年度全国都市緑化祭」を開催したほか、質の高い庭園や花壇の展示、多彩な企画展や催事などを楽しみに、県内外から、当初の想定を大きく上回る70万人の皆さまが会場を訪れ、花や緑がもたらす安らぎや魅力を体感いただきました。
 フェアを契機として花と緑があふれるまちづくりを一層進めていきます。

 

花フェスタ1

70万人目の来場者との記念撮影

 

花フェスタ2

眞子内親王殿下による記念植樹

 

 

6月

「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」が開催 

 日本で初開催となるG20大阪サミットの関係閣僚会合「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」が6月15、16日に軽井沢町で開催されました。
 県では、地域循環共生圏の実現を目指す「持続可能な社会づくりのための協働に関する長野宣言」をイクレイ日本とともに行い、原田環境大臣や各国の大臣に対して、低炭素で循環型の社会づくりへの支援を要望しました。
 また、地元主催歓迎夕食会やエクスカーションなど様々な機会を通じて、県内企業の高い技術力や豊かな自然・文化を紹介するとともに、県産食材をふんだんに用いた料理や日本酒・ワインを提供するなど、本県の魅力を国内外に広く発信しました。

 

G20(1)

©G20Karuizawa 会合の様子

 

G20(2)

©G20Karuizawa 各国大臣の記念撮影

 

 

8月

全国初の広域型UDC「信州地域デザインセンター(UDC信州)」を開設 

 しあわせ信州創造プラン2.0に位置付けた「人をひきつける快適な県づくり」を多様な主体と協働で進めるため、信州地域デザインセンター(UDC信州)を8月に長野市に開設しました。構成団体の長野県、UR都市機構、(株)まちなみカントリープレス、東京大学、信州大学が、得意分野やネットワークを生かし、先進事例の紹介や専門人材の派遣、広域連携の提案など多彩な視点で市町村のまちづくりをサポートします。

※UDC:アーバンデザインセンターの略語。行政の都市計画の枠組みを超え、地域で活動する方々や都市デザインの専門家が連携する新たな形のまちづくり組織や拠点。令和元年11月時点で、全国に21のUDCが設立されているが、ひとつの都市にとどまらず県全体を対象エリアとする広域型の設立は全国初。

 

UDCの開設式のテープカットの様子

開設式でのテープカットの様子

 

10月

東山魁夷館がリニューアルオープン 

 バリアフリー化等の改修工事のため平成29年5月からおよそ2年半休館していた長野県信濃美術館東山魁夷館が、10月5日にリニューアルオープンしました。リニューアル後は、エレベーターを増設し、多目的トイレ・授乳室を設置するなど、さまざまなお客様により快適に鑑賞いただけるようになりました。
 12月3日まで開催したリニューアルオープン記念展では2万人を超える皆さまにご来館いただき、即位礼正殿の儀を慶祝した無料公開、台風第19号の災害ボランティアの方々への無料観覧なども行いました。
 今後も2か月ごとに展示作品を入れ替え、さまざまな作品をご覧いただけますのでぜひお出かけください。

東山魁夷館のリニューアルオープン

東山魁夷の作品に見入る来場者

 

信州まつもと空港がますます便利に。松本ー神戸線が新規就航! 

 FDA(フジドリームエアラインズ)が、定期便としては福岡、札幌に次ぐ3路線目となる「松本-神戸線」の運航を10月27日から開始しました。通年での新たな路線の開設は平成22年のFDA就航以来初めてです。
 片道約1時間のフライトで信州と関西を結び、観光やビジネス面で交流が活発になることに加え、国際乗継(関空-神戸-松本)によるインバウンドの誘客も期待されます。

※神戸空港は周囲を大阪湾に囲まれた海上空港で、神戸の中心地三宮まで18分、大阪まで40分とアクセス抜群。また、関西国際空港と高速船で結ばれており、国際線への乗継も便利です。

 

松本空港2

初便セレモニーでくす玉の前に立つ空港関係者

 

松本空港1

歓迎放水アーチで迎えられる神戸からの初便

 

10月~

台風第19号災害からの復旧・復興に向けた取組を推進 

県内への被害状況

 令和元年台風第19号は、強い勢力で静岡県に上陸した後、関東甲信地方と東北地方を通過したことに伴い、広い範囲で観測史上1位の記録を更新する大雨となり、1都12県に大雨特別警報が発表されました。
 本県では、10月12日から13日にかけて、非常に激しい雨降りと強い風により、千曲川の越水や堤防の決壊、人や建物への被害、鉄道の運休や航空機の欠航、停電などのライフラインへの影響など、様々な被害が発生しました。また、県内43市町村に初めて大雨特別警報が発表されたほか、千曲川氾濫発生情報も発表されました。
 この災害により、5名の方々の尊い命が失われ、8千世帯を超える方々が住家の被害を受けるなど甚大な被害が生じました。
 主な被害額は、農業関係が約591億円、公共土木施設が約621億、下水道など都市施設が約404億円、商工業関係が約681億円に上るなど、被害総額は約2,494億円余と推計されています。(12月12日時点)

災害対応の状況

 県は、12日15時30分に災害対策本部を設置し、発災直後は人命確保を最優先に対応しました。自衛隊に対する災害派遣要請、消防庁への緊急消防援助隊の応援要請に加え、海上保安庁に対して救援活動要請を行い、消防、警察を含む関係機関の御尽力で1,500人を超える方々を浸水地域から救出することができました。
 また、10月31日に被災された方々の暮らしや産業の再建支援に加え、インフラの復旧も迅速に進めるなど復旧・復興に向けた「令和元年台風第19号災害 復旧・復興方針」を策定し、取り組んでいます。
 今後、より力強く復旧・復興を進めていくため、11月22日に「暮らし・生業再建本部」を設置し、「ONE NAGANO」を合言葉に、被災された皆さまの想いに寄り添いながら県組織一丸となって全力を尽くしてまいります。

 

台風第19号災害1

千曲川の堤防決壊の上空写真

 

台風第19号災害(2)

浸水地域からの救助の様子

 

台風第19号災害

災害復旧の様子

 

 

 11月

ゆるキャラ®グランプリ2019において、アルクマがグランプリを獲得 

 令和元年8月1日から投票が開始され、11月2日及び3日に長野市のエムウェーブで決選投票が開催された「ゆるキャラ®グランプリ2019」において、今年生誕10周年を迎えた長野県PRキャラクターのアルクマが106,419ポイントを獲得し、見事グランプリに輝きました。これまで「ゆるキャラ®グランプリ」への参加は、第2回の2012年から8回目。県の魅力をPRするため行ってきた地道な活動が“グランプリ”という結果をもたらしました。
 これからも引き続きアルクマは、長野県のPRキャラクターとして県内をクマなく歩きまくり、信州の魅力を世の中にクマなく広めていきます。

ゆるキャラグランプリ

ゆるキャラグランプリの表彰式

 

12月

「気候非常事態」を宣言し、「2050ゼロカーボン」を決意 

 甚大な被害をもたらした台風第19号をはじめ、多くの気象災害の要因と言われている気候変動に対する危機感を県民の皆さまと共有するため、12月6日に「気候非常事態」を宣言しました。
 宣言において、2050年には二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「2050ゼロカーボン」を決意し、持続可能な社会を将来世代へ引き継ぐため、県民一丸となった徹底的な省エネルギーと再生可能エネルギーの普及拡大を進めるとともに、エネルギー自立分散型で災害に強い地域づくりを目指します。

気候非常事態宣言

気候非常事態の宣言を行う様子

 

 番外編 県関係スポーツ選手が活躍

出口クリスタ選手、ボアルース長野フットサルクラブ、信州ブレイブウォリアーズにスポーツ栄誉賞贈呈

 個人では「2019世界柔道選手権」において、長野県出身者として初優勝という快挙を達成した出口クリスタ選手に「スポーツ栄誉賞」を贈呈しました。
 また団体としてF2リーグ2018/2019シーズンで優勝し、F1昇格を決めた「ボアルース長野フットサルクラブ」とB2リーグ2018-2019で年間優勝した「信州ブレイブウォリアーズ」に対し、それぞれスポーツ栄誉賞を贈呈しました。
 今後ますますのご活躍を心よりご期待しております!

 

出口クリスタ選手

出口クリスタ選手のスポーツ栄誉賞贈呈式

 

 

ボアルース

ボアルース長野フットサルクラブの試合の様子

 

ブレイブウォリアーズ

信州ブレイブウォリアーズのスポーツ栄誉賞贈呈式

 

御嶽海関(上松町出身) 大相撲九月場所で2度目の幕内優勝

 大相撲九月場所で、御嶽海関が2度目の幕内優勝に輝きました。4人の力士が10勝3敗で並ぶ大混戦の中、堂々とした取り組みで見事千秋楽の優勝決定戦を制しました。昨年7月場所の優勝に続き、今回の優勝も県民の皆さまに大きな感動と喜びを与えてくれました。御嶽海関、優勝おめでとうございます!

御嶽海関九月場所優勝の様子

御嶽海関の大相撲九月場所優勝時の様子

 

地域振興局のおもなできごと

各地域振興局が発表している「おもなできごと」のリンク集です。
(現在発表前のものは発表後順次リンクを貼ります)

 

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企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

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