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更新日:2024年3月22日
松本保健福祉事務所
HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことです。HIVに感染すると、数年~数十年かけて免疫力が落ち、さまざまな病気を発症します。この病気を発症した状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)といいます。
HIVを体内から完全に取り除く治療法はまだありませんが、早期発見をし、適切な治療を受けることでエイズの発症を遅らせたり、予防することができます。
HIVに感染した人の血液、精液、膣分泌液、母乳などにウイルスは含まれます。HIVに感染する主なルートは「性的感染」、「血液感染」、「母子感染」の3つです。日本では性行為による感染が最も多いです。
HIVは感染力の弱いウイルスです。空気や水に触れると感染力を失うため、日常的な生活での接触では感染しません。
コンドームを正しく使い、体液が直接粘膜や傷口に触れないようにしましょう。HIVだけでなく、他の性感染症にも有効です。
コンドームを使用しない、不特定多数と性行為をするなど、リスクの高い性体験は控えましょう。
不安を感じたらはっきり断ることも大切です。
ピルは女性ホルモンによって排卵を抑制する薬ですので、HIV/エイズを含む性感染症を防ぐことはできません。
HIVに感染しているかどうかは、血液検査で確認できます。
松本保健所では無料・匿名(予約制)の検査や電話での相談を受け付けています。(検査・相談希望の方はこちら)
自分はもちろん、大切なパートナーを守るためにも検査を受けましょう。
HIVに感染してから抗体ができるまでは6~12週間ほどかかります。そのため、感染直後に検査をしても「陰性」となる場合があります。感染する可能性のある日から3か月以上経ってから検査を受けることが確実です。
3か月経っていなくても検査は可能ですのでご相談ください。
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