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更新日:2023年6月27日
南信教育事務所飯田事務所
20名の先生方にご参加をいただいて、第2回教師力ちょっとアップ研修会を開催しました。
「教師は子供がワクワクするようなタネをまく存在でありたい」
子供だったらどう考えるかという視点で柔軟に考えていく必要があると思った。
第2回の「教師力ちょっとアップ研修会」には、20名の参加者にお越しいただきました。
今回は、「子供にとって楽しい授業ってどんな授業だろう?」をキーワードに、ミニシンポジウムや模擬授業を通して、具体的な支援・指導のあり方を考えました。
指導主事による模擬授業は理科。「子供たちをひきつける導入→予想→予想の共有→実験→子供たちから新たな疑問が生まれる→疑問を解決するための方法を考える→実験していく」という授業を体験しました。
参加者は、模擬授業を受けた後、「子どもにとって楽しい授業」のポイントはどこにあるかをペアトークやグループワークを通して考えました。
後半は、前回同様、同じ校種や教科,学年ごとにグループ懇談を行いました。同じような環境で頑張っている仲間と語り合い、今回も大いに盛り上がりました。
飯田事務所では,今後も「対話から生まれる」をテーマに研修を進めていきます。仲間との対話、自分との対話、教材との対話、様々な対話を通して,新たな気づき,学びが生まれるよう,今後の研修会も工夫していきます。ぜひ各種研修会にご参加ください。
<参加者の感想>
○模擬授業を体験してみて、子供たちの気持ちが分かった気がしました。”楽しい”と思えるのは、疑問にぶつかったときにあらゆる可能性を自分で仲間と考えるときだと、やってみて感じました。
○模擬授業を通して事象との出合わせ方が大事だなあと改めて感じました。分かりそうで分からないギリギリの問いを投げられたことで、「うわ!知りたい!なんで!?早く!!」と待ちきれない気持ちになりました。
○予想をたてる大切さや、対話の大切さを身をもって学ぶことができました。
○子供が「疑問」「興味」を持つことが大切だと感じました。教師の支援の仕方によって子供がどのようにひきつけられるのかが大切だと思いました。
○普段の授業で「抜けているな」と感じるものを発見することができました。それは生徒の疑問を引き出すことと考える時間を確保することのふたつです。子供たちは何を疑問に考えるのかを研究して実践(授業)していきたいです。
○何気ない会話の中で、お互いの悩みを相談し合ったり、共感できることを話し合ったりし、とても気が軽くなりました。同じ立場の先生と話す機会、とても嬉しいです。
○教科によって授業のつくり方、進め方は当然異なるものの、子供が中心になって授業を進めたいという願いは共通していたように感じます。前回一緒になった先生もいて、さっそくつながりができて嬉しかったです。
(南信教育事務所飯田事務所 内田)
テーマ |
楽しい授業ってどんな授業だろう? ~模擬授業から学ぶ~ 具体的な支援・指導について 対話を通して考えましょう |
日時 | 令和5年6月20日(火) 14:10~16:40 |
会場 | 飯田合同庁舎 5階 502・503号会議室 |
参加者 | 20名(小学校教員10名、中学校教員9名、高等学校教員1名) |
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