南信教育事務所飯田事務所

第３回教師力ちょっとアップ研修会実施報告

　　20名の先生方にご参加をいただいて、第３回教師力ちょっとアップ研修会を開催しました。

実施状況

「まだまだ学びたい、質問したいと思うほど今回の研修会はとてもありがたい会だったと思います。今回学んだことを二学期に実施してみたいと思います。」

「教科についての話はもちろん、教科以外の教師としてどういった授業をつくっていくのか考えることができ、とても楽しく充実した時間でした。」

　前半は、「これだけは大切にしたい、授業づくりの基本」をテーマに、参加者同士のペアトークや、事務所職員によるミニシンポジウムを通して、考え合いました。
　参加者から寄せられた、「これだけは大切にしている、授業づくりの基本」のキーワードをもとに、シンポジストそれぞれが授業づくりの基本を語りました。
　特別支援の視点から、「具体的・肯定的・視覚的」という授業のユニバーサルデザインに関わる基本も話題となりました。
 

【参加者から寄せられた これだけは大切にしたい、授業づくりの基本】	【事務所職員 シンポジウム】

　後半は、助言者として“教科の達人”をお招きして、参加者の希望教科別の研修を行いました。
約90分間、助言者の先生方には資料を提示していただいたり、参加者の悩みに答えていただいたりと、充実した学びのある時間としていただいたことが感想から伺えました。２学期からの日々が充実することを願っております。

【参加者　感想より】
〇同じ教科の先生方と話す機会が無く貴重な時間となりました。ダンスの授業を考えました。自分一人だけで考えると何もイメージが湧かず困っていましたが、助言者の先生に沢山のアドバイスを頂けました。授業のイメージを持つことであったり、子どもたちの実態を考えたりしながら、授業構想を考えていくことが大切だと感じました。

〇１年目ということで分からない事ばかりの中、助言者の先生から指導案の作り方から授業準備、授業の行い方、雑談まで幅広く教えてもらいました。

〇まず情報収集が必要なことや実態の把握をすることで子供が興味をもってとりくみやすいことを教えていただいたり、不安を前向きにとらえられるような言葉をかけていただいたりして、何とかなるかもしれないと思えるようになりました。誰に相談していいのか分からずなかなか相談もできずにいたのですが、今日ここに参加して先生方と話ができ本当によかったです。

〇その教材を学習するのではなく、その教材で学習するということも学びました。教材はあくまで学習の過程で使用するものであり、その先につけたい力があるのだと納得しました。

〇「楽しい授業」をすること、理想の授業について、様々な視点から学びました。子ども目線と教師目線とでは見ているものが全く異なっていて、もっと子どもの視点に立つことが必要だと思いました。

〇この研修を通して、「数学とは何か」という答えのない問いに向き合い、それを教える者としての基盤を固めることができました。三平方の定理の単元の導入を考える際には、子どもたちが疑問を持って自ら規則性を見つけていけるようなワークシートづくりと発問のねらいを、実際に場面を想定しながら考えることができました。すぐにでも実践したくなるような内容で、さっそく授業計画を立てていきたいです。

〇助言者の先生から教材の良さ（力をつけるためのヒント）を生かした授業実践の資料をいただきながら、国語の授業の本質を知ることができました。その中で、子供の声を学習課題に取り入れられること、文法の授業での板書の方法など、細かいテクニックも学ぶことができました。一番心に残ったことはまわりの先生と協力して（仲間になって）授業をするという言葉です。

飯田事務所では、これからも、より良い授業づくりのため、子供たちの力が伸びていくために、「対話」をキーワードに参加型、双方向型の研修会を企画してまいります。
皆さんのご参加をお待ちしております。

【参加者からちょっとアップ研修への感想をお寄せいただきました】
〇こういった研修で出会った仲間を大切にしたいと改めて感じました。
〇毎回、この研修で行っていただいている、アイスブレイクやグループワークの時間もとても勉強になります。ぜひ続けていただきたいです。

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