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更新日:2023年8月1日
南信教育事務所飯田事務所
32名の皆さんにご参加いただいて、「教育支援員スキルアップ研修会」を開催しました。
「週に1回でもいいので、報連相ができるといいなぁ」
「子供に関する情報を共有したい」
切実な願いが各グループから聞こえてきました。32名に参加していただいた教育支援員スキルアップ研修会は2年ぶりに対面で行いました。一方的な講義形式ではなく、合間にペアトークやグループワークを行い、意見を交わし合う時間を多く和気あいあいとした会となりました。
ミニワークでアイスブレイク | 和気あいあいとグループワーク |
「楽しかった」
「オンラインより話し合いがしやすかった」
「いろいろな規模、学年、地域の支援員の様子が分かってよかった」
支援員同士、同じ立場で話し合える情報交換は、大変有意義だったと感想をいただきました。
今回の研修は、5月に長野県教育委員会の特別支援教育課が作成した「特別支援教育支援員が活きる校内連携のしおり」を使って行いました。
「特別支援教育支援員が活きる校内連携のしおり」リンク先 https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/tokubetsushien/documents/renkeishiori.pdf
グループワークでは、各校の校内連携の工夫や良い点を共有しました。子供への適切な支援ができるように、2学期も工夫して、先生方と情報を共有したいと多くの方が語っていました。
【参加者の感想から】
○和やかで話しやすい雰囲気になるよう工夫されており、楽しんで参加できました。
○とにかく情報を共有する時間がないので、何かできるとよいと思う。支援員同士でも、給食や給食後、そうじの時間など、週に1回でもいいので、報連相ができるといいなぁと思います。
○支援員の立場では、連携や情報共有など、どうにもならないことがあると思います。
○「校内連携のしおり」ができて、大変うれしく、ありがたいです。学校の皆さん、先生方にも、ぜひじっくり見てもらいたいです。
○ベテランの支援員の方とお話して、新しい視点を見つけることができました。
○違う学校でも困っていることが一緒で、何か嬉しい気持ちになれました。
○支援員1年目ということで、わからないことばかりでしたが、他の先生方からお話をたくさんお聞きできて、共有することができてよかったです。支援員同士、先生との情報共有の大切さを感じました。
【互いの学校の様子から】校内連携の工夫や良い点
・特支コーディネーターから、支援会議の内容や子供の環境変化などの情報をいただき共有している。
・毎日、支援記録を記入して、教室以外での児童の様子を共有している。
・定期的に担任、コーディネーター、支援員で情報交換の時間をつくっている。
・支援会議に参加したり、コーディネーターと打合せをしたり、月に1回だけでもする。
・そうじの時間などに、支援員が情報を共有する時間を設ける。
・会話やノート、メモ等を活用し、今まで以上に原級、支援級、特コの先生と情報共有を密に行う。
・子供の思い、保護者や先生方の思いなどを確認した上で、その子にとっての最善の支援を行う。
・授業の前に、支援の必要なことなどを聞いておき、終了後は反省点を担任と情報交換する。
・ICTを活用して情報を共有する。
・どうしても知らせたいことは話しかけて伝える。忙しそうで難しい時はメモを残す。
・子供のためになるなら遠慮せずに自分から先生方に関わる。
・担任の先生に勇気を出して声をかけて情報共有する。
(南信教育事務所飯田事務所 熊谷)
趣旨 | 研修機会の少ない教育支援員等を対象として、児童生徒への支援のあり方についての研修を行い、支援員としての力量向上に資する。 |
日時 | 令和5年7月27日(木) 9:20 ~ 11:50 |
会場 | 飯田合同庁舎5階 502・503号室 |
内容 |
今回のテーマ ① 子供との関係づくりに役立つミニワーク |
参加者 | 32名 |
フォトギャラリー |
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