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更新日:2023年12月25日
南信教育事務所飯田事務所
11名の先生方にご参加をいただいて、第4回教師力ちょっとアップ研修会を開催しました。
「話し合いをさせるのではなく,話し合いたくなるような授業づくりをしたい」
今年度最終回の第4回教師力ちょっとアップ研修会。オンライン参加も織り交ぜたハイブリッド形式で行い,11名の方にご参加いただきました。私が描く「これからの授業」をテーマに「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善について考えました。
前半は,参加者同士ペアになって「日頃の授業をどんな授業にしたいと考えているか」について短時間対話し,そのあと教育事務所の4名がシンポジストとして授業改善について意見交換して考えを深めていきました。後半は,日頃の実践も踏まえながら同じ世代の仲間とグループで情報交換しました。
子供たちも教師(大人)も,ともに「主体的・対話的で深い学び」の主人公であるために,「対話から生まれる」を軸にしている飯田事務所の研修会。一方向の受け身の研修会とならぬよう,対話を通してアウトプットしながら,新たな気づき,学びが生まれるよう工夫を重ねてきています。
【参加者の感想より】
○生徒に授業で「対話」を求めている中,こうして先生方と対話することで,自分が成長していることを実感しました。今回の研修にこそ,対話を生み出す授業の要素がたくさん詰め込まれていると感じました。
○子供が「楽しい」と感じる「課題」を設定するところに,教師の「仕掛け」があり,その意図を明確にもつことが指導力につながると感じました。
○どれだけ教師が強くなりすぎないように仕掛けることができるのかが大切だということが分かりました。自分がまだ意識することができていなかった部分のお話が聞けて,有意義な時間となりました。明日からの授業づくりが楽しみです。
○他の先生の大切にしていることを共有することができました。楽しい授業とは何かということや,教科の特質を考えることの重要性について共有できたことが特に印象に残っています。
○さまざまな方々と意見交換ができました。冬休みの過ごし方など,先生方のプライベートなども話すことができ,これから先,一緒に仕事をするなど横のつながりを作るきっかけになったと思います。
○目標と子供の実態がかけ離れてはいけないと感じました。そこが曖昧になってしまうと,どうしても“つまらない”と子供たちが感じてしまうので,そこを何とかして変えていきたいと思います。
○年齢の近い仲間と話ができて,とても有意義な時間になりました。
(南信教育事務所飯田事務所 内田)
趣旨 | 研修を受ける機会の少ない臨時的任用教員(講師)や教諭等を対象として、授業づくりや学級づくりの基礎・基本についての研修を行い、授業力の向上に資する。 |
テーマ |
授業づくり・学級づくりの基礎・基本Ⅳ ~ 名人や仲間との「対話」から考える、これからの授業 ~ |
日時 | 令和5年12月18日(月) 14:00 ~ 16:00 |
会場 | 飯田合同庁舎 3階 講堂 |
内容 |
1 仲間づくりのためのミニワーク 2 授業の様子から学ぶ・語る 3 仲間との情報交換 ~肩の力を抜いて気軽に話しましょう~ |
参加者 | 参加者 11名(下伊那地区小・中学校教員、オンライン参加3名) |
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