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更新日:2024年6月18日

南信教育事務所飯田事務所

第2回教師力ちょっとアップ研修会実施報告

  14名の先生方にご参加いただいて、第2回教師力ちょっとアップ研修会を開催しました。

実施状況

「子どもたちが自ら気付く」

「仲間や友達と関わる」

「一回一回の授業を大切にしたい」

令和6年度第2回教師力ちょっとアップ研修会1   令和6年度第2回教師力ちょっとアップ研修会2

    
 本年度第2回の「教師力ちょっとアップ研修会」へ,管内の小学校,中学校,高校から14名の参加者にお越しいただきました。
 今回も学級づくりや子どもたちの関係づくりに生かせる「仲間づくりのミニワーク」から始まりました。参加者の皆さんは頭と体を働かせながら緊張をほぐしていきました。
 その後、「子どもにとって楽しい授業とはどんな授業だろう」をテーマに研修を行いました。指導主事の算数の模擬授業を受けながら、事象に触れたり感じたりしながら学ぶ場面、一人でじっくり考える場面、友とかかわる中で友の考えに触れて感じて学ぶ場面などを適切に組み合わせて授業に位置づけていくことについて学びました。
 さらに、もっと子どもたちにとって楽しい授業にするためにはどうしたらよいかを考え、グループで話し合った後、指導主事を交えてのミニシンポジウムで「子どもにとって楽しい授業」の具体について考えていきました。
 後半は,グループ懇談(情報交換)を行いました。校種の異なる参加者同士でグループを組み、自分が願う授業や課題、普段思っていることなどについて語り合い、大いに盛り上がりました。

【参加者の感想から】
○この研修を通して改めて学んだのは「子どもたちが自ら気付く」や「仲間や友達と関わる」というような授業も子どもたちにとって楽しい授業になるということ。子どもたちが自ら気付いていけるような発問の仕方や、子どもたちが仲間や友達と関わる時間をつくるなど、今日学んだことを今後の授業づくりに活かしていきたい。
○模擬授業を体験して、算数でもあんなに楽しむことのできる、考えることのできる授業になるのかと感じました。何が子供たちにとって楽しみになるのかを考え、一回一回の授業を大切にしながら行っていきたいと思っています。
○めりはりのある場面設定をすることで、子どもが疑問をもったり、予想を立てたり、発見することができるんだなと思いました。
○模擬授業は小学4年生の算数の内容でしたが、どの年代の子供にもあてはめることができる工夫があったと思います。理科の授業の導入時も、やはり実物を用意し、見せる、触れさせることで考えやすくなると思いました。
○模擬授業を受けてみて、自分で考えて書く時と周りの人と関わって考える時のメリハリがあることで、色々な子どもたちがそれぞれの理解を共に深めていけるということを体験できたと思う。
○普段感じていることについてなど、ざっくばらんに話すことができてよかった。高校の先生方と話すことができ新鮮だった。
○担任を持っている先生方だけじゃなくて、給食センターの職員の先生や、専科の先生方ともそれぞれの学校の情報共有ができて面白かったです。
○初めての人や、前回会った人と話すことで、仲間(ひとりではない)と思えるので、安心することができました。

飯田事務所では,これからも「対話から生まれる」をテーマに研修を進めていきます。様々な対話から,新たな気づき,学びが生まれるよう,今後の研修会も工夫していきたいと思います。ぜひ各種研修会にご参加ください。

(南信教育事務所飯田事務所 指導主事 内田)

 

テーマ

 子供にとって楽しい授業ってどんな授業だろう?~模擬授業から学ぶ~

              具体的な支援・指導について 対話を通して考えましょう

日時  令和6年6月11日(火) 14:10~16:40
会場  飯田合同庁舎 5階 502・503号会議室

研修

内容

 模擬授業
 演習
 グループワーク

参加者  14名(小学校教員5名、中学校教員7名、高等学校教員2名)

 

 

 

お問い合わせ

所属課室:長野県南信教育事務所飯田事務所 

担当者名:内田

長野県飯田市追手町2-678

電話番号:0265-53-0461

内線:2561

ファックス番号:0265-22-0044

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