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更新日:2024年7月18日
南信教育事務所飯田事務所
令和6年度赤門スクール シリーズ「飯田下伊那の学び」の第1回を開催しました。
「普段は何気なく見ている鳥が、言われてみれば変化していることに気付きました」
「自分の家の周りにいる鳥を改めて観察してみたいと思いました」
7月11日(木)、本年度1回目の赤門スクールを 飯田合同庁舎 3階 講堂 にて行いました。
講師の桐生尊義さんには、「増えている鳥、減っている鳥 ~30年でどう変わった?~」と題してご講演いただきました。
飯田市川路地区などで、約30年にわたる調査・研究をされている桐生さんが、下伊那地区で見られる鳥の種類や個体数の増減、自然環境の変化について豊富なデータをもとに語ってくださいました。
調査から、全国的には数が減っていないセグロセキレイが、下伊那地域では減っているということやスズメが減っている要因などの話もお聞きできました。また、鳥の写真を見ながら、その鳴き声も解説してくださいました。
参加された皆さんからは、「ヒヨドリやムクドリの大量発生や住処の変化について」「ツバメをあまり見なくなったが、減っているのか」など、たくさんの質問が出されました。
「自然環境の変化によって、どう鳥の生息域が変わっていくのかがよくわかった。何が原因かをよく説明してくださり、たいへんわかりやすかった。」「鳥の生態についてお話をいただき、よく理解できました。ご自分の経験に基づいての説明なので、納得度が高いです。」 等の感想が寄せられ、大変好評でした。
参加者の感想の一部を以下に紹介します。
○鳥の調査の実態や様子などが少しわかってきて、興味深かった。分かっていないことも多く、奥の深い興味深い研究だと思った。
○豊富なデータで大変面白かった。天竜川のデータの集積が参考になった。
○普段は何気なく見ている鳥が、言われてみれば変化していることに気付きました。面白いなあと思いました。同じままでいくこと、変化していないということはないのですね。そういう気づきがあったことが良かったです。
○増えている鳥、減っている鳥、とても気になる話題でした。ゆとりをもって鳥の声を聞いてみたいと思います。
飯田市・下伊那郡の自然や歴史、文化について学ぶ「赤門スクール」。令和6年度もスタートしました。
地元の研究者の方々にご協力いただきながら、これからもたくさんの皆さんに学ぶことの楽しさをお伝えできる場を作っていきます。
今年もすべての回で開始時刻を14時(受付は13時40分から)としております。
第2回は8月23日(金)
「殿と歩く江戸 ~大名屋敷,そぞろ歩きのコツ~」と題して青木隆幸氏にご講演いただく予定です。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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(南信教育事務所飯田事務所 内田)
趣旨 | 飯田下伊那の歴史、文化、自然をテーマに講演会を開催することにより、地域の財産への関心を高める。 |
日時 | 令和6年7月11日(木) 14:00 ~ 15:45 |
会場 | 飯田合同庁舎 3階 講堂 |
内容 |
講演 演題 「増えている鳥、減っている鳥 |
参加者 | 63名 |
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