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更新日:2023年11月21日
南信教育事務所飯田事務所
31名の皆さんにご参加いただいて、「飯伊地区コミュニティスクールコーディネーター研修会」を開催しました。
「子供たちの主体的・協働的な学びをつくるための方法(ヒント)がたくさん散りばめられていました。先生方と一緒に考えていきたいと思いました」
(参加者の感想より)
飯伊地区で活動するコーディネーター(地域学校協働活動推進員)やコミュニティスクール(CS)の関係者が一堂に会し、講演と演習、情報交換を通して自分の活動の場で生かせそうなものを見つけ、さらに充実した取組を進めていくための研修会を開催しました。
昨年に引き続き講師をお願いした前川浩一さん(文部科学省総合教育政策局CSマイスター、美麻小中学校地域学校協働コーディネーター)のコーディネートで、講演と演習、意見交換を行いました。
今回は、美麻小中学校のコミュニティ・スクール立ち上げ期からの展開を、地域の方々や子供たち、先生方の具体的な姿をもとにお話しいただき、学校運営協議会を充実させていくことの大切さや、「支援」から「協働」へと発展させていくための具体的な手立てを学ぶことができました。少人数グループによる演習や情報交換では、それぞれの地域の実態について語り合い、地域と学校が協働していくために大切なことを考えました。参加者の感想の一部を以下に紹介します。
○コミュニティ・スクールや協働についてよく学べました。イメージしやすいお話だったので「自校だったら・・・」と考えながら学ぶことができました。
○今まで以上に子どもの姿(育てたい子供)授業をいつでも参観して一緒に地域の子供を育てることができるよう、一歩進めていきたいと感じました。
○まず一番大事なのは“対話”だと思いました。一方的に良かれと思って動くのではなく、対話して目標を共有し協働しなければ何かを変えることは難しいと感じました。
○コミュニティ・スクールそのものが謎だったので、少しは理解できたのかな?と思います。また、地域としてすぐにとりかかれそうな事例もあったので、機会をつくってやっていけたら良いかと思いました。(今回の事例を参考にオリジナル要素も取り入れていければ尚良いかと・・・)
○コーディネーターの役割、内容を幅広く学ぶことができ、実体験からのお話がお聴きできました。今後に生かしたいし、美麻へ研修に行きたいです。○具体的でとても良いお話でした。地域の実情はどうか、未来の子供たちのためにも大人、特に高年齢の世代がもっと活躍できるのかなと思った。
コミュニティスクールを充実させ、学校運営協議会を充実させながら、地域学校協働活動を持続可能なものにしていくために、コーディネーターや関係者がコミュニケーションを取りながら活動していくことの大切さを改めて実感することができた研修会でした。
今後も飯伊地区で「地域と共にある学校づくり」が進んでいくように、情報を共有し、研修会を充実させていきます。
(飯田事務所指導主事 内田)
趣旨 | それぞれの地域、学校で協働活動の取組が進められている中、飯伊地区で活動するコ ーディネーター(地域学校協働活動推進委員)やコミュニティスクール(CS)の関係者が一堂に会し、講演と演習、情報交換を通して自分の活動の場で生かせそうなものを見つけ、さらに充実した取組を進めていくための機会とする。 |
日時 | 令和5年11月14日(火) 14:50 ~ 16:40 |
会場 | 南信消費生活センター(飯田市追手町2-641-47) 2階 大会議室 |
内容 |
講演・演習 「支援から協働へ!」 |
参加者 | 31名 |
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