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更新日:2024年8月27日
長野県立総合リハビリテーションセンター
障害の内容や程度によって利用できる制度が異なっています。中には所得制限のあるものもあります。詳しくは市町村窓口にご相談ください。
福祉のさまざまな制度は、交付日(障害が追加され新たな福祉制度が利用できることになった場合は再交付日)にさかのぼって利用可能なものもあります。
しかし、運賃割引、窓口証明など、その場で本人確認のために証明写真が添付された手帳が必要な場合には、手帳がお手元に届いてからご利用いただくことになります。
身体障害者手帳を交付するときには、折込型のしおり をお渡ししています。ここには福祉制度のあらましを記載してあります。また、障害者自立支援のしおりにもう少し詳しい説明があります。
しかし、何が必要かについては、個人差があります。障害のある方ご自身、あるいは家族の方が、障害があるためにどんなことにお困りかということを市町村の窓口でお話いただき、利用できる制度について一緒に考えてもらうことが大切ではないでしょうか。
「心臓機能障害」、「呼吸器機能障害」などの内部障害で、移動に車いすが必要な場合には認められることもあります。
車いすに限らず補装具は、身体障害者手帳を持つことにより、その障害の内容に応じた必要なものが支給されます。しかし、『介護保険』制度によってレンタルの車いす等が利用できる場合にはそちらの制度が優先となります。
選挙人に重度の身体障害がある場合、郵便による不在者投票が可能となりました。身体障害者手帳の条件は以下の通りです。
障害種別 | 等級 |
---|---|
両下肢 | 1級、2級 |
体幹 | 1級、2級 |
移動機能障害 | 1級、2級 |
心臓・じん臓・呼吸器、ぼうこうもしくは直腸・小腸 | 1級、3級 |
肝臓・免疫 | 1級、2級、3級 |
障害を除去したり、障害の程度を軽くするために受ける医療が自立支援医療です。
これを受けるためには、該当する障害の身体障害者手帳を持っていることが必要です。
視 覚 障 害 | 角膜移植術、水晶体摘出術、網膜剥離手術など |
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聴 覚 障 害 | 鼓膜穿孔閉鎖術、人工内耳、外耳・外耳道の形成術など |
音声言語、そしゃく機能障害 | 形成術、人工喉頭、唇顎口蓋裂の歯科矯正など |
肢体不自由 | 人工関節置換術、切断端形成術など |
内 部 障 害 | 人工弁置換術、ペースメーカー埋込術、人工透析、腎移植術、中心静脈栄養法、抗H1.5.療法、心臓移植・腎臓移殖・肝臓移植後の抗免疫療法など |
障害別に施設が決められています。従って身体障がい者の施設利用には、身体障害であることが条件であり、身体障害者手帳を所持していることが必要です。
しかし、障害者手帳を持っていれば種別の異なる施設も利用できる可能性が開けてきました。
施設部門は、『障害者支援施設』となっているので、身体障害者手帳(肢体不自由と視覚障害)等が必要です。しかし、医療部門の利用には一般の医療機関と同様に身体障害者手帳は必要ありません。
なお、高次脳機能障害の方については、精神保健福祉手帳、診断書等で施設利用が可能です。
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