畜産試験場

試験研究推進会議畜産部会(夏季)を開催しました（令和6年7月19日）

7月19日に長野県試験研究推進会議の畜産部会を開催しました。この部会は、夏季と冬季の年2回、試験研究の計画や進捗状況、成果を専門的な観点から徹底的に検討する重要な会議です。畜産部会では、試験場職員や関係機関に加え、開発した技術を現場に普及し、活用する家畜保健衛生所や農業農村支援センターなども参加し、現場の意見を反映させています。
当日は農業・食品産業技術総合研究機構、家畜改良センター、全国農業協同組合長野県本部、長野県畜産会、長野県獣医師会など関係機関からも多くの方々が参加し、40名が試験場に一同に会しました。
部会では、各研究員が課題ごとに進捗状況や今後の計画を詳細に説明し、外部参加者から貴重な意見を受けました。令和6年度に重点的に研究を進める県単プロジェクト研究8課題に加え、特に注目されたのは、民間企業や他の研究機関と共同で実施しているDXを使った乳用牛の診断技術や、牛のげっぷに含まれるメタンガスの削減技術、新しいブランド豚肉の開発などで活発な議論が行われました。さらに、普及に移す農業技術2課題、新規研究課題6課題などについて真剣な検討が行われました。また、各参加機関による情勢報告の時間を設け、畜産関係者同士の理解と情報共有が深まり、連携を強化することができました。
畜産試験場では、今後も畜産部会での意見や検討結果を踏まえて、現場で使える技術開発に取り組んでまいります。
 

会議の様子

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