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更新日:2023年7月25日
環境保全研究所
小澤秀明・福澤久子・今井章雄・福島武彦
水の塩素処理の際に生成する含臭素トリハロメタンの生成の挙動や特性を把握するため,水道利用のある河川表流水のトリハロメタン生成能とともに臭化物イオン濃度や溶存有機物(DOM)含量を調査し,それらの関係性を解析した.
浦山佳恵・須賀 丈・畑中健一郎・連 美綺
県内7地域で昭和30年代の盆花利用とその後の変化について聞き取り調査を行い,盆花採りの衰退要因と考えられた草地や圃場整備面積の推移等から検証を行った.その結果,ほとんどの地域で1960~1975年に野の花の消失により盆花採りが行われなくなったと推察された.
北原清志・宮川あし子・小山和志・安藤景子・髙橋佳代子・鎌田光貴・宇都宮れい子・土屋としみ
食品収去検査においてメトラクロールが残留基準超過で,アトラジンが残留基準で検出した(いずれも除草剤).前作物に使用した両農薬が冬季の低温下で春まで残留し,春に定植した作物に吸収された可能性が考えられ,土壌残留性及び農作物への吸収移行性を検討した.
大場政哉
湖沼水質保全特別措置法の指定湖沼である野尻湖において,湖への流入汚濁負荷の実態把握を目的として,流入河川の水質調査を実施してきた.このうち,平成25~30年度までの調査結果を取りまとめた.
浜田 崇・連 美綺・大和広明
長野市立の全小学校を対象に,2018年6月から10月の間,各学校の普通教室内で室温の観測を行い,教室内の暑熱環境を把握した.その結果,夏季においては,日中の平均室温が30℃を超える学校が全体の約8割に及ぶことが明らかとなった.そのほとんどが標高500m未満に立地していた.
畑中健一郎・陸 斉・須賀 丈・竹内玉来
市町村を対象に生物多様性保全に関するアンケートを実施した.その結果,外来種対策は多くの市町村で実施されているが,それ以外の対策はあまり実施されていないこと,規模の小さな市町村ほど生物多様性保全が重視されていないこと等が明らかとなった.
栗林正俊・浜田 崇
長野県環境保全研究所(飯綱庁舎)敷地のカラマツ人工林において,林内と林外で気象観測を実施し比較した.この結果,林内は林外に比べて,日最高気温が低いこと,日最低相対湿度が高いこと,降水量が少ないこと,根雪期間が長いことなどが明らかになった.
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