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更新日:2023年7月25日
環境保全研究所
小澤秀明・今井章雄・福島武彦
湖沼等の閉鎖性水域を対象として水中の有機成分とトリハロメタン生成能(THMFP)の関係を調査した。県内19湖沼のTHMFPは15~90μg・l-1の範囲にあり、溶存している有機物の影響が大きかった。
北野 聡・柳生将之・秋山晴紀・小林 尚・市川 寛・遠藤辰典・山本祥一郎
王滝川上流の三浦貯水池周辺の7地点において電気ショッカー等により4科6属6種の魚類を確認した。源流に近い地点ではヤマトイワナのみが分布し、10月には尾叉長20cmを越える個体が性成熟していた。
月岡 忠・寺澤潤一・牧野恒久・中澤裕之
フェノール類には内分泌かく乱作用が疑われている物質が多い。そこで、ヘッドスペース-SPME-GC/MSによる尿中のフェノール類の微量分析法を構築し、実際の尿試料を分析するとともに、人にフェノール類を暴露した場合の排泄実験を行った。
土屋としみ・鈴木富雄・小口文子・村上隆一・篠原邦和・川又秀一・山本一海・鹿角孝男
廃棄物最終処分場を模した廃棄物充填カラムを用い、浸出水の循環処理による水質変化を検討した。その結果、浸出水を循環処理することにより浸出水量の他、TOC、全窒素で総流出量が減少した。
樋口澄男・北野 聡・近藤洋一・野崎久義・渡邊 信
1980年代に水草帯が全滅した木崎湖において潜水調査により車軸藻類および水草の分布調査を行った。その結果、抽水・浮葉植物帯は一定の回復傾向にあり、いくつかの沈水植物が確認された。また、特に西岸の水深7m付近で、ヒメフラスコモ帯の復元が認められた。
山下晃子・薩摩林光・込山茂久・山浦由郎
一般住宅の部屋でファンヒータ使用時における揮発性有機化合物(VOC)の発生量を求めた。更に、窓の開け閉めによる室内空気の換気量を求め、これらの結果から有効な喚起方法について検討した。
徳竹由美・中村友香・粕尾しず子・小林正人・竹内道子
長野県では全国と同様に1992年~1993年に風しんが流行して以後顕著な流行がない。今回は本県で大きな流行が認められなくなってから数年経過した1996年~2003年の風しん抗体保有者率の状況について報告する。
浜田 崇・北野 聡・富樫 均
2002年8月~2004年12月までに環境保全研究所飯綱庁舎で得られた気象観測結果の一部を報告する。これらの結果は、気象変化の実態把握のためのさまざまな研究の資料として利用可能である。
大塚孝一・尾関雅章・宮入英治
2002年発刊された「長野県版レッドデータブック維管束植物編」で絶滅種とされた沈水・抽水植物のスギナモの自生が須坂市内で2004年6月に再確認された。生息地は5ヶ所あり、いずれも人家付近の湧水由来の小川であった。
岸元良輔
千曲川源流域―南佐久郡で、飼育下からの逃亡と見られる外来種アメリカミンクが野生化している。アンケート調査によると、近年になり目撃地点が急速に拡大していることがわかった。
原文(PDF:486KB)
北野 聡・樋口澄男・楚山 勇・酒井昌幸
2002年10月ならびに2004年10月に長野県大町市の中綱湖でスキューバ潜水により水生生物の記録をした。その結果、マミズクラゲ(県内初記録)などの無脊椎動物や数種の魚類が確認された。
堀田昌伸・富樫 均
長野冬季オリンピックの旧バイアスロン会場候補地で猛禽類のモニタリング調査をした結果を報告する。オオタカ・ノスリ・ハチクマを対象とした調査から、当地での廃棄物処分場開発計画に伴いこれらの猛禽類の生息に影響が懸念される事例があった。
須賀 丈
生物多様性条約批准後の法制度の整備の一環として、2005年に外来生物法が施行された。
規制対象となる特定外来生物の選定にあたって国は、施設栽培作物の送粉者として導入されたセイヨウオオマルハナバチを指定する方針を決定した。
長野県は日本では北海道とならぶマルハナバチの生息適地であり、本種が野外に定着し分布を拡大した場合には深刻な影響をもたらすおそれがあるため、適切な対応が必要である。
北野 聡・岸元良輔・中村 慎
治山堰堤の設置が水生生物に及ぼす影響を明らかにする目的で南佐久郡佐久穂町を流れる霧久保沢川において渓流性魚類を中心にその生息状況を調査した。その結果、ダム建設がイワナの成長に負の影響を及ぼした可能性が示唆された。
月岡 忠・小山和志・花岡良信・寺澤潤一・和田啓子
GC/MSを用いて農産物中に残留するニコチンのルーチン分析法を確立した。本法は操作が簡単で、検出限界は0.01μg/g、回収率の変動係数は5%以内、選択性に優れ、溶媒使用量が少量で、ルーチン分析に適した方法と考えられる。
薩摩林 光・中込和徳・川村 實・梶野瑞王・植田洋匡
2000年7月に噴火が始まった三宅島の火山ガスによる長野県下への影響を把握するため、八方尾根と市街地における大気や降水への影響(寄与率)について解析した。八方尾根では、3年後の2003年度においてもその影響がはっきり認められたが、市街地では、2003年度には噴火前のレベルに戻った。
野溝春子・薩摩林 光・内田英夫・鹿角孝男・河原純一
長野盆地でオキシダントが100ppbを超える高濃度となる要因を解明するため、1998年5月から7月にかけて測定をし、常時監視データ等と合わせて検討した。その結果、長野盆地内の汚染物質の生成・蓄積と共に、東京湾岸からの汚染気塊の流入が原因であることが推定された。
土屋としみ・原田 勉・野溝春子・笹井春雄・薩摩林 光・林 弘道・横内陽子
松本市渚交差点ではベンゼン濃度の年平均値が1997年から2003年まで環境基準超過が続いた。そこで同交差点におけるベンゼン濃度の実態把握を目的に、交差点周辺の濃度分布調査を行なった。また、ベンゼン濃度はCO濃度、風速、SPM濃度の3つを用いた予測式でよく説明できた。
柳澤英俊・小口文子・細井要一・川又秀一・河野行雄・鈴木富雄・伊東秀一・林 弘道・石川 儀・川村 實・佐藤民雄・鹿角孝男
一般廃棄物最終処分場の浸出水水質の長期的挙動を把握することを目的として、埋立終了した一般廃棄物最終処分場及び隣接した現在稼働中の一般廃棄物最終処分場の浸出水の水質を約12年間継続調査した。BODは埋立終了後10年経過した後も最終処分場の廃止基準(60mg/l)を超えることがあった。また、カドミウム及び鉛は、埋立開始6~7年後から高い頻度で検出された。
畑中健一郎
有機性資源の地域循環利用推進を目的として、生ゴミと家畜排泄物由来の肥料成分(窒素・リン酸・カリ)の発生量を長野県内10広域圏ごとに試算した。また、窒素成分の潜在的な需要量を農地面積から試算し、発生量と比較したところ、県の南部で相対的に発生量の比率が高い傾向が見られた。
大原 均・堀田昌伸
2004年と2005年の繁殖期に、長野県南東部の飯田市上村で、侵入鳥類ソウシチョウLeiothrix luteaの生息状況を調査し、16ヶ所で生息を確認した。そのうち、1ヶ所で巣立ち雛を連れている番いを確認した
尾関雅章・大塚孝一
上高地における自動車利用とその規制が、道路周辺の森林植生に与える影響に関する基礎資料を得るため、県道上高地公園線(大正池~バスターミナル間)沿線において、森林構成樹種および林床植物の生育状況の把握をおこなった。
堀 順一・伊東秀一
水質汚濁防止法に基づく県内の水質測定計画により行われた主要河川底質の重金属測定の際に、計画項目のほかに、鉄・マンガン・亜鉛・ニッケル・モリブデン・セレン・アンチモンについても測定を行った。その結果を報告した。
中込和徳・薩摩林 光
長野県では1976年度より科学技術庁(現文部科学省)の委託による環境放射能調査を実施している。本報では1976~2004年度までの測定結果をもとに、長野県における環境放射能の特徴と今後の課題について整理した。
浜田 崇・尾関雅章
美ヶ原高原には構造土の一種である条線土がみられる風衝砂礫地がある。この風衝砂礫地(Site.A)において、2004年11月12日から2005年7月3日まで10cm深の地温を1時間間隔で測定した。また、比較のため条線土のみられない風衝砂礫地(Site.B)においても同様の観測を行った。その結果、両地点の地温環境に明瞭な差は認められなかった。
岸元良輔
鳥獣保護法に基づく特定鳥獣保護管理計画(カモシカ)により県内で捕獲されたカモシカのうち、平成15年度分478個体中53個体の胃内容物について調査をおこなった。その結果、地域ごとにほぼ一定の割合でスギ・ヒノキを食べていること等がわかった。
小林 尚・北野 聡・柳生将之・大塚孝一・高田啓介
2005年6月から10月にかけて木曽川支流の小川水系において淡水魚類の生息状況を調査した。6科7種が確認された。上流では中流に比べ種数は少なかったが、いずれにおいてもアジメドジョウが優占種となっていた。本種は9月の初中旬に表流水中で確認されなくなり、伏流水中に越冬移動したと考えられた。
大塚孝一・尾関雅章・須賀 丈
近年、飯山地域においてカツラマルカイガラムシによるコナラ、ミズナラを主体とした落葉広葉樹林の樹木枯れ被害が発生している。2005年に飯山市から野沢温泉村にかけての千曲川流域において、カツラマルカイガラムシによると思われる樹木枯れ被害の確認を行ったところ、飯山市、中野市、木島平村の2市1村で確認された。
大塚孝一・小山泰弘・上野勝典・上野由貴枝
近年、観察や自生の記録がなく、『長野県版レッドデータブック維管束植物編』で絶滅種とされた小形の草本植物のジロボウエンゴサクの自生が、長野県中部の松本市内で2005年5月に確認された。生育地は1ヶ所のみで個体数は約100であった。
高野直子・高野美香子・笠原ひとみ・中沢春幸・小山敏枝・小林正人・和田啓子
2005年の長野市におけるスギ・ヒノキの花粉飛散総数は4464.2個/cm2であった。これは、調査を開始した1992年以降、1995年に次ぐ多さであった。その飛散状況について報告した。
薩摩林 光
中部山岳地域の八方尾根(標高1850m)における大気質は東アジアの自由大気下層を輸送される汚染物質を代表すると考えられる。本報では八方尾根において、大陸から輸送されてくる汚染物質および2000年7月に噴火した三宅島火山の火山ガスの輸送中の光化学反応により生成されるSO42-やNO3-などの粒子状二次汚染物質の挙動について解析した。
尾関雅章・須賀 丈・浜田 崇・岸元良輔
ギフチョウの産卵環境選択についてロジスティック回帰分析を用いて検討した。生息地の食草、植生、光、および地形環境から、ギフチョウの産卵の有無を予測するロジスティック回帰モデルを構築し、AICによるモデル選択を行った。
鈴木富雄・村上隆一
山岳地域対応のし尿処理装置の一つである植種-ばっ気-トレンチ(SAT)法について、標高約2500mの山小屋で現地実証調査を行った。
堀内孝信・佐藤民雄・柳澤英俊・鹿角孝男・山本一海
廃棄物最終処分場浸出水及び処理水のバイオアッセイに向けて、発光細菌を用いたバイオアッセイにおける阻害率に及ぼす塩濃度の影響について、高濃度食塩水を模擬試料として用いて検討した。
花岡良信・石原祐治・清水修二・小山和志・宮澤衣鶴・小平由美子・宮島洋子・中野文夫・和田啓子
平成14~17年度までの4年間に当研究所で行った農産物中の残留農薬の検査結果を集計し、解析を行った。
中込和徳・山下晃子・梶野瑞王・原田 勉・薩摩林 光
2005年5月29日に長野県北部で観測された二酸化硫黄濃度上昇事例について、大気常時監視データ解析、後方流跡線解析および数値モデル計算を実施した。
山下晃子・二木克己・西澤洋一・木村元一・中込和徳・薩摩林 光
2004年9月に中爆発を起こした浅間山の火山ガスによる長野県東部における大気及び降水への影響について検討した。
小山泰弘・浜田 崇・片倉正行
採石跡地の最終残壁を緑化するため、クヌギやコナラなどのブナ科樹木を植栽した。植栽地の温度環境や植栽基盤の土壌条件と、植栽木の成長量について検討を行った。
浦山佳恵
文献類や聞き取り調査から、霧ケ峰高原における近世から昭和初期までの山麓集落による資源利用、資源の利用規制の変化、生業の変遷を明らかにした。
富樫 均
長野県上水内郡飯綱町の矢筒山において、写真資料や住民への聞き取り調査結果などをもとに、過去100年にわたる身近な里山環境の変遷を明らかにした。
北野 聡
野尻湖の沿岸域2箇所において潜水観察を行い、オオクチバス、コクチバスおよびブルーギルの繁殖状況を記録した。
川上美保子・大塚孝一・富樫 均
矢筒山はかつてその多くが耕作地として利用されていた時期があり、その後約50年が経過し、畑地として利用されなくなって自然林が再生した場所である。2005年から2006年の2ヶ年にわたり飯綱町矢筒山の植物相を調査した。
中村友香・徳竹由美・粕尾しず子・小林正人・和田啓子・岡村雄一郎・赤沼益子
2003年に県内で麻しんウイルスH1型を原因とする成人麻しんの集団発生が確認された。この事例について、発生状況を調査するとともに、IgG avidityを測定し初感染、PVF(一次免疫応答)もしくはSVF(二次免疫応答)の鑑別を試みた。
高橋夕子・畔上由佳・粕尾しず子・中沢春幸・小林正人・和田啓子
2006年感染症発生動向調査事業において、長野県の手足口病患者報告数は全国平均を大きく上回り、当所に搬入された手足口病をはじめとする患者検体からEV71が例年になく高率に分離されたので、その概要を示した。
須賀 丈
「長野県版レッドデータブック」の掲載種、長野県希少野生動植物保護条例にもとづく保護対象の選定において、標本ラベルなどに記された昆虫類の分布記録がどのように用いられたかを報告し、今後の課題をまとめた。
鈴木富雄
山小屋のし尿処理問題への長野県内及び全国の取り組み状況を調査した。また、FAT法やSAT法と略称される山岳地域対応のし尿処理法開発し、上高地の山小屋において実証試験を実施した。
須賀 丈
中部山岳地域を主な対象として、最終氷期以後の歴史を通じて日本列島でどのように半自然草原が維持されてきたのか、その変遷史を解明するための素描を試みた。
堀 順一・高山 久・渡辺哲子・富樫 均・塩原 孝・斉藤龍司
2005年度から2006年度に豊丘村の地下水保全対策を支援するため、モニタリングや休耕田を利用した地下水涵養の希釈効果等の検討などの調査を行った。
畑中健一郎
長野県内で発生するバイオマスの熱利用と電力利用を想定したエネルギー量を、2005年前後の統計データを用いて広域圏別に推計した。
北野 聡・山形哲也・柳生将之・小林 尚・上原武則・市川 寛・美馬純一・小林健介
絶滅危惧種ホトケドジョウの県内における生息状況を明らかにする目的で、各地の生息地の現地調査を行い、あわせて採取標本を用いてミトコンドリアDNAハプロタイプを分析した。
原文(PDF:1,195KB) 一部訂正(PDF:46KB)
堀田昌伸・宮野典夫・尾関雅章
2007年の繁殖期に、後立山連峰の南端にあたる爺ヶ岳主稜線と岩小屋沢岳周辺でライチョウの生息状況調査を実施した。
尾関雅章・大塚孝一
本州中西部山岳の中央アルプス固有の高山植物で、長野県希少野生動植物保護条例の特別指定希少野生動植物に指定されているコマウスユキソウについて、生育環境と個体群構造に関する調査を行った。
前河正昭
長野県内に確実に分布すると言われる特定外来生物(環境省指定)のうち維管束植物4種の分布概況を地方自治体へのアンケート調査により把握し、2003年時点の120旧市町村の単位で各種の分布図をさくせいした。
高山 久・堀 順一
メチレンブルー吸光光度法によるほう素測定における、妨害物質について検討した結果、硝酸イオンが影響することが判った。
中込和徳・川村 實・薩摩林 光
長野県における放射能調査用土壌試料の採取区域設定方法を明確化するとともに、試料採取区域内の9地点から採取した表層土壌試料を個別に核種分析し、表層土壌中放射性核種濃度の水平分布状況について検討した。
北野 聡・武居 薫・川之辺素一・上島 剛
長野県内のブラックバスの遺伝特性を把握するため、ミトコンドリアDNA調節領域294bpの塩基配列を特定した。
北野 聡
下記の野尻湖沿岸域におけるオオクチバス、コクチバス、ブルーギルの分布状況を潜水により調査した。
堀田昌伸・飯島 久・杉山 要・平岡 考
オオハラシロミズナギドリの1亜種であるクビワオオシロハラミズナギドリが長野県で初めて、また、シロハラミズナギドリが保護された記録を報告する。
堀田昌伸
1996年から2007年にかけて、長野県環境保全研究所飯綱庁舎の敷地で、鳥類相の調査をした。
大塚孝一・尾関雅章
長野県飯山市から小諸市にかけて、2007年5月から9月に、千曲川本流にかかるすべての橋りょう付近において、特定外来生物のオオカワヂシャの分布を調査した。
大塚孝一・永井茂富・尾関雅章
2007年4月から10月にかけて、毎月2回、長野県環境保全研究所飯綱庁舎敷地内の自然観察路沿いの植物相を調査した。
川上美保子・大塚孝一
霧ケ峰草原への火入れ実施が草本植生に与える影響を把握するため、火入れ初年度から毎年植生調査を実施した。
富樫 均
飯綱火山東麓の牟礼層について、地層の基本情報を得るため、新たに造成された路頭の層相記載と3試料の材化石(木片)の14C年代測定を行った。
須賀 丈
飯綱庁舎の自然観察路とその近隣にある飯綱高原スキー場およびこのあいだをむすぶ道路沿いで2008年4月から10月にかけてチョウ類のトランセクト調査を実施し、環境評価を行った。
富樫 均・畑中健一郎
新潟県中越沖地震の際、震度6強のゆれが観測された長野県上水内郡飯綱町において、震災直後に町内の全戸を対象にゆれに関する住民アンケート調査を実施した。
尾関雅章・岸元良輔
本州中部の八ヶ岳・中信高原国定公園内に含まれる霧ケ峰において、ニホンジカによるキスゲ類(ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)とユウスゲ)の被食状況を把握するため、両種の花茎の被食分布を調査した。
月岡 忠・小山和志・宮澤正徳
動物の斃死事故や食品苦情等の原因究明に使用することを目的に、モノフルオロ酢酸ナトリウム(MFA)の迅速分析法の開発を行った。
月岡 忠・宮澤衣鶴・白石 崇
GC/MSによる微量パツリンの分析法を開発し、長野県内に流通しているリンゴジュースとグレープジュースの実態調査を行った。
堀 順一・高山 久・渡辺哲子・富樫 均・塩原 孝・斎藤龍司
豊丘村の地下水保全対策の一環として、水田を利用した地下水涵養による地下水中の硝酸性窒素の希釈効果を検討するために水田の田面水縦浸透速度や水質を調査した。
中込和徳・川村 實
放射能調査用土壌試料採取区域内の9地点から採取した表層及び下層土壌試料を個別に核種分析し、放射性核種濃度の水平及び鉛直分布状況について検討した。
浜田 崇
山岳地における太陽光発電システムの発電電力量を推定するための基礎情報を得ることを目的として、八ヶ岳連峰の山小屋において日射量、気温および太陽電池モジュール温度の測定を行った。
陸 斉・浜田 崇
ヒートアイランド現象を教材にした新しい環境教育プログラムを示した。これは、これまで当研究所の「自然ふれあい講座」の一環として実施してきたものをベースに開発したプログラムである。
須賀 丈
高山の生物への地球温暖化の影響の実態をモニタリングする方法を検討するため、気象観測拠点のある木曽駒ヶ岳と八方尾根で、登山道沿いに歩きながらチョウ類・マルハナバチ類を記録した。
須賀 丈
特定外来生物であるセイヨウオオマルハナバチの飼養の届出のある長野県内の12の地域と過去に野外での目撃記録のある1ヶ所で、ハナバチ類の調査を行った。
大塚孝一・尾関雅章・石沢 進
『長野県版レッドデータブック維管束植物編』で絶滅種とされた小形の一年草植物のアイナエの自生が、長野県南部の南木曽町及び北部の栄村で確認された。
大塚孝一・尾関雅章
長野県下の奈良井川・犀川流域、天竜川、木曽川において、2008年7月から10月に、本流にかかるほぼすべての橋りょう付近で特定外来生物のオオカワヂシャの分布を調査した。
永井茂富
2008年4月から10月にかけて、毎月2回、長野県飯綱町川上(旧牟礼村)の「いいづなリゾートスキー場」およびその周辺林において、植物相を調査した。
逢沢浩明・吉岡麻美・尾関雅章・三井 悠・武田旬平
霧ケ峰における靴底土による外来生物の移動(侵入・分散)実態や靴底付着物除去マットの効果についての知見を得るため、霧ケ峰の4ヶ所に設置したマット下から採取した土を用いて、靴底土中の種子の発芽試験を行った。
畔上由佳・吉田徹也・粕尾しず子・内山友里恵・薩摩林一代・白石 崇
2004年から2007年の感染症流行予測調査事業に併せて実施した、風疹および麻疹抗体保有状況調査結果を検討した。
内山友里恵・畔上由佳・粕尾しず子・吉田徹也・薩摩林一代・白石 崇
長野県における2004年から2008年の5年間について、手足口病の病原ウイルス分離状況および発生状況の概要をまとめた。
北野 聡・四方圭一郎
長野県飯田市の旧上村から旧南信濃村にかけての遠山川本支流の流域でアカイシサンショウウオの分布及び生息状況の調査を行った。
吉田富美雄・柳町信吾・堀 順一・渡辺哲子
第5期諏訪湖水質保全計画の流出水対策の一環として水田における水質浄化機能と地下水かん養機能を調査した。
小口文子・山岸良典・下嵜かえで・山本一海・鹿角孝男
廃石膏ボードの埋立処分を想定した重金属の溶出特性把握を実施した。
岸元良輔・逢沢浩明・吉岡麻美・石田康之・三井健一・須賀 聡
霧ヶ峰においてニホンジカCervus nipponによる草原や湿原の植生への採食影響が懸念されることから、個体数変動をモニタリングするために2004~2009年に道路沿い及び八島ケ原湿原でライトセンサス調査を行った。
前河正昭・永井茂富
長野県北信地方を対象に特定外来生物(植物相)の分布を調査した。
小山和志・月岡 忠・田口泰久・山本明彦・宮澤正徳・岩松巳佳子・中野文夫・白石 崇
LC/MS/MS、SRM法を用いて過去に健康被害の発生した「いわゆる健康食品」に配合された痩身用医薬品10成分の一斉分析法を検討した。
堀内孝信・土屋としみ・山岸良典・鹿角孝男
焼却灰等による土壌汚染を想定して汚染物質の混入率を推計する手法について、模擬試料を作成して検討した。
大塚孝一・尾関雅章
長野県北部姫川本流において、2009年9月に本流にかかるほぼすべての橋りょう付近で特定外来生物オオカワヂシャの分布を調査した。
福江佑子・岸元良輔
2004-2008年度にかけて、千曲川およびその支流において捕獲された個体および死体として拾得された個体について外部計測を行った。
須賀 丈
地球温暖化の影響を受けやすいと考えられている高山生物の実態をモニタリングするため、気象観測拠点のある北アルプス八方尾根の亜高山帯の自然草原で、「モニタリングサイト1000里地調査」に準ずる方法をもちいたチョウ類のトランセクト調査を開始した。
北野 聡・樋口澄男・近藤洋一・山川篤行・酒井昌幸・酒井今朝重・深瀬英夫
野尻湖の水草実験区における水中撮影記録を解析し、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルの侵入・増殖状況を確認した。
永井茂富・古澤良幸・羽田 収
2008年~2009年の5月から10月にかけて、長野市戸隠森林植物園の中央園地内に繁茂した特定外来生物オオハンゴンソウの駆除方法と駆除後の周辺植生の変化に関する実験を行った。
永井茂富・牛山孝佳
2009年の4月から10月にかけて、長野市芋井軍足池並びにその周辺水田で植物相を調査し、多くの水生植物や湿性植物の生育が確認された。
堀田昌伸・林 正敏・笠原里恵
2009年台風第18号(台風メーロー)通過後の2009年10月8日から11日にかけて、長野県内でシロアジサシ4個体が回収された。
中込和徳・花岡良信・佐々木一敏・仙波道則
県全体を地形的な観点から4ブロックに分け、PM2.5試料を、ブロック毎に3~4地点で同時採取し、濃度レベルや成分組成の地点による差異について検討した。
村上隆一・佐々木一敏・土屋としみ・原田 勉・横内陽子
長野県では1997年以降県内各地点で揮発性有機化合物の調査を継続している。ベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、クロロホルム、アクリロニトリル、1,3-ブタジエン及び1,2-ジクロロエタンの挙動について解析を行った。
畑中健一郎・浜田 崇・陸 斉
長野県内の10市町計2,000世帯を対象に、家庭のエネルギー消費実態を把握するためのアンケートを実施した。
堀田昌伸・大原 均・齊藤 信・杉山 要・北澤千文
2004年から2010年に、伊那地域、佐久地域、そして、諏訪地域を中心に長野県内における、特定外来生物の鳥類、ソウシチョウとガビチョウの生息状況を調査した。
畔上由佳・宮坂たつ子・粕尾しず子・吉田徹也・内山友里恵・笠原ひとみ・上田ひろみ・長瀬 博・藤田 暁
2010年3月から4月にかけて長野県東部及び中部の社会福祉施設において発生した、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)による集団感染事例を報告する。
浜田 崇・陸 斉
市民の地球温暖化に対する意識を啓発すると同時に地球温暖化の自然環境への影響を把握するため、長野県企画局地球環境課(当時)は2003~2008年度にかけて市民参加型の温暖化モニタリング調査を実施した。
横井 力・大塚孝一
2010年3月31日から11月3日にかけて、週1回、長野県環境保全研究所飯綱庁舎敷地内の自然観察路沿いの林床植物を対象とした開花フェノロジーを調査した。
尾関雅章・浜田 崇・飯島慈裕
中央アルプス千畳敷カールで得られたハイマツを用いて、1980年から2009年までの30年間の年枝伸長量を計測した。
前河正昭
外来植物の防除推進の施策を検討するために、市町村自治体を対象に、県内でどのような外来植物の防除がなされているのか、特定外来生物の防除に対してどのような意向かを把握するためのアンケート調査を平成22年に実施した。
北野 聡・上原武則
長野市飯綱高原付近の大座法師池及び浅川上流域の魚類群集の変化について調査した。
畔上由佳・内山友里恵・笠原ひとみ・上田ひろみ・吉田徹也・宮坂たつ子・長瀬 博・藤田 暁
1992年から2010年までの間、長野市におけるスギ・ヒノキ科花粉の飛散状況調査を継続して実施した。
笠原ひとみ・粕尾しず子・宮坂たつ子・畔上由佳・吉田徹也・内山友里恵・上田ひろみ・長瀬 博・藤田 暁
新型インフルエンザ(A/H1N1)は2009年4月下旬の発生以降、約1年間にわたり流行した。2009年5月から2010年6月末までの当所における検査体制の経過およびウイルス検出状況について報告する。
小山和志・山本明彦・本間 健・中野文夫
ポジティブリスト制度施行にともない残留動物用医薬品検査に必要な標準溶液の管理業務が増加したが、それらの保存安定性に係るデータは少ない。そこで当所で調整後、遮光下で5℃で1年及び2年間保存した標準溶液を分析し、得た知見を報告する。
北野 聡・田崎伸一・美馬純一・柳生将之・古賀和人・山崎哲也・小林 収・小西 繭
長野県の生物多様性基礎調査の一環として千曲川下流域における魚類の分布状況を調査した。
村上隆一・佐々木一敏・細井要一
長野県では、長野県有害大気汚染物質常時監視測定計画に基づき、有害大気汚染物質を中心とした揮発性有機化合物の調査を実施しているが、この調査では1日分の大気を一つの容器に採取する容器減圧採取法を用いているため、個々の物質の日内変動をとらえることはできない。そこで直接大気を導入できるように分析装置を改良し、1時間ごとの連続測定を行った。
下嵜かえで・小口文子・鹿角孝男・石原祐治
廃棄物最終処分場観測井戸に使用される塩ビ管からの鉛溶出の実態を地下水接触試験により検討した。
石塚 徹・堀田昌伸
2005年から2011年にかけて軽井沢と霧ヶ峰を中心に、長野県内のオオジシギの生息状況を調査した。
畑中健一郎・陸 斉・井出政次
長野県内の薪ストーブ利用世帯を対象に、薪ストーブの利用実態を把握するためのアンケートを2010年に実施した。
中込和徳・斎藤憲洋・細井要一
NaI(Tl) シンチレーションサーベイメータによる、放射性セシウム量の推定精度等について、焼却灰及び牛肉の実試料を用い、若干の検討を行った。
岸元良輔・伊藤 武・今井 翔
「長野県飯伊シカ対策協議会」の資料をもとに、それらに記載されているライトセンサス調査結果をとりまとめて報告する。
堀田昌伸・中曽根久子・渡辺憲一・植松晃岳・宮澤富幸・松原秀幸・吉田保晴・齋藤 信・齋藤あずさ
2011年3~6月に長野県内の野鳥関係の市民団体会員の協力を得て、夏鳥14種と留鳥あるいは漂鳥2種の計16種の初認、初鳴き調査を実施した。
北野 聡
佐久地域の千曲川支流において夏季最高水温に注目してイワナ等の魚類の生息状況を調査した。
富樫 均・原山 智・北野 聡
上高地において「自然史をテーマとするエコツアー」を企画し、ツアープログラム組み立ての具体例を紹介した。
尾関雅章・堀田昌伸・浜田 崇
ハイマツの世界的分布南限域にあたる南アルプス南端部の光岳~上河内岳地域におけるハイマツ林の分布現況として、高分解能衛星画像を用いてハイマツ群落分布図を作成した。
横井 力・大塚孝一・尾関雅章
長野県環境保全研究所飯綱庁舎敷地内の観察路沿いでは、維管束植物92科314種10変種、2雑種は報告されている。今回、2008年の報告以降に新しく確認された維管束植物を報告する。
内山友里恵・中沢春幸
2011年(1月~10月)の長野県における手足口病およびヘルパンギーナ患者からのPCR法によるエンテロウイルス検出状況と、遺伝子解析および臨床的特徴について報告する。
山本明彦・土屋としみ・小山和志・塩原 健・岡本政治・福田敏之・疋田晃典・原田 勉
平成19年度から22年度までの4年間に当研究所で行った農産物中の残留農薬の検査結果を集計し、解析を行った。
須賀 丈
世界の生物多様性の保全と持続可能な利用にむけて、人々の理解と行動への参加がもとめられている。そのための課題のひとつに、生態学的危機のグローバルな側面とローカルな現実のつながりといった、問題の複雑な全体像の把握がある。その鍵のひとつとなるのが、世界の生物文化多様性と人間活動のグローバル化の関係の歴史的・地理的な理解である。
中下留美子・岸元良輔・鈴木彌生子・瀧井暁子・林 秀剛・泉山茂之
長野県塩尻市内の2か所の牛舎でツキノワグマ(Ursus thibetanus)の出没が問題となっている。2010-11年の2年間に牛舎周辺および近隣地区において捕獲された9個体について、炭素・窒素安定同位体比解析を行い、食性履歴の推定を行った。
堀 順一・富樫 均・樋口澄男・笹井春雄
長野県内の地下水の水量変動などの実態を把握し、長野県水環境保全総合計画の基礎資料とするため、2009年度から2011年度に東北信地域の6箇所の観測井戸で地下水位の観測を行い、約30年前の観測結果との比較検討を行った。
中込和徳・花岡良信・宮地斗美・町田 哲・五十嵐 歩・佐々木一敏・細井要一
2011年夏季から2012年春季の4季に、長野県内各ブロックの代表地点で同時採取したPM2.5試料について、質量濃度に加えて、水溶性イオン成分及び炭素成分を分析し、年間を通じた成分組成の特徴とブロック間の差異について検討した。
中込和徳・池田友洋
国設八方尾根酸性雨測定所における、風向及び大気汚染物質濃度の日内変動パターン等を解析し、谷風による麓の汚染の影響について検討した。
斉藤憲洋・中込和徳・細井要一
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性セシウムについて、長野県における降下(沈着)量の調査を行った。
大塚孝一・尾関雅章・横井 力
常緑広葉樹のシラカシについて、従来、自然分布していない長野県南部の上伊那地域において、2012年2月から6月にかけて52箇所で自生分布を調査した。
原田 勉・池田友洋・石原祐治
長野市における2003年度から2009年度(7年間)の酸性沈着を解析した。
宮島洋子・鹿野正明・堀内孝信・下嵜かえで・小口文子・鹿角孝男・畑中健一郎・中山伸二・小林和広・石原祐治
長野県内のオキシデーションディッチ(OD)法下水処理施設において、使用電力量及び維持管理経費削減を目的に実証実験を行った。
北野 聡・逸見泰明・柳生将之・美馬純一
梓川左岸幹線用水路においてブラウントラウト Salmo truttaの生息実態を調査した。
浜田 崇・大塚孝一・堀田昌伸・小澤ゆきえ
長野市浅川流域におけるセミ類を対象として、その標高分布と鳴き声の観察された期間について記録をおこなった。
畑中健一郎・水上則男・柿崎 久・宮野秀夫
電気使用量の日変化や時間変化を記録可能な「省エネナビ」を利用した調査を実施した。
三石 稔・尾関雅章
これまで長野県版レッドリストで絶滅種とされていたコケリンドウの長野県内での生育確認とその生育状況を報告する。
滝沢和彦・堀田昌伸・草間由紀子・草間理恵子
シラホシハナムグリを確認した経緯とそのほかに確認された昆虫類等について報告する。
中村千賀・大塚孝一・横井 力
2011年と2012年に、長野市芋井地区の圃場整備が行われていない約9haの水田域とその周辺の二次林の植物相を調査した。
笠原ひとみ・上田ひろみ・宮坂たつ子・藤田 暁
2000年から2011年までの12年間に長野県内で検出され、当所に送付された腸管出血性大腸菌636株について解析を行った。
中込和徳・花岡良信・細井要一
2009~2012年度の長野市における大気中微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視データをもとに,日平均値が35μg/m3を超える高濃度事例を抽出し,その発生状況や要因について検討した.
堀田昌伸・浜田 崇・田中 守
2008年から2013年の6年間,標高の違う二ヶ所,飯綱サイト(標高1,010〜1,050m)と犀川サイト(標高345m)でシジュウカラとヒガラの初卵日と気象条件との関係を調査した.
尾関雅章
春植物アマナの繁殖特性を明らかにするため,長野県中部の自生地において,繁殖様式,結実特性および繁殖様式と鱗茎サイズの関係を調査した.
花岡良信・五十嵐 歩・中込和徳・細井要一
平成9年度~25年度までの17年間の北陸新幹線鉄道騒音・振動実態調査結果についてまとめた.
五十嵐 歩・中込和徳・宮地斗美・酒井文雄・斉藤憲洋・細井要一
福島第一原子力発電所の事故の影響を受け,長野県内に生育する野生キノコの放射性物質の検査を2011年度及び2012年度の2年間にわたり行った.
堀田昌伸・尾関雅章
2013年6月下旬から10月中旬にかけて,後立山連峰の爺ヶ岳から岩小屋沢岳周辺の高山帯に8台のセンサーカメラを設置して,哺乳類及び鳥類の生息状況を調査した.
北野 聡
長野県内に生息する絶滅危惧種メダカの遺伝的健全性を把握する目的で,野外集団およびペットショップのメダカのミトコンドリアDNA遺伝子型(マイトタイプ)を判別した.
浜田 崇・尾関雅章・飯島慈裕・水野一晴
木曽山脈木曽駒ヶ岳南東側の風衝斜面において,オープントップチャンバー(OTC)を用いた高山植物に対する野外温暖化実験を行っている.OTC設置によるOTC内の風速への影響を把握するため,OTCとその対照区(CTRL)において,地上10cmから50cmまでの高度別の風速の同時観測を行った.
田中博春・浜田 崇
長野県環境保全研究所飯綱庁舎の敷地広場にて,2013年1月21日から15日間,超音波積雪深計と定点撮影カメラを併用して,積雪深の空間分布を連続観測した.
田中博春・陸 斉
長野県における気候変動予測の基礎情報として, IPCC第5次評価報告書の気候シナリオに基づき,長野県の年平均気温の変化量を予測した.
横井 力・大塚孝一・中山 洌
故・茅野貫一氏が長野県内で1933年~1960年に採集した植物標本353点が,2012年4月,長野県環境保全研究所標本庫に寄贈された.
小林広記・嶋﨑真実・内山友里恵・粕尾しず子・中沢春幸・藤田 暁
2009年4月に発生した新型インフルエンザについて、発生後4年間における県下の免疫状況の推移を把握するとともに,新型インフルエンザ対策の構築の一助となる科学的データを蓄積するため,原因となったインフルエンザウイルスA(H1N1)pdm09(以下,H1N1pdm)に対する抗体保有状況についての調査を実施した
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