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更新日:2024年3月21日
農業試験場
平成21年4月の組織改編により、農業総合試験場の企画調整部と経営情報部が統合され、現在の企画経営部となりました。
県内に5つある農業関係試験場の試験研究の企画及び調整、研究予算の編成をする企画部門と、農業経営や農業情報に関する試験研究、情報発信を行う経営情報部門からなります。
2014年(平成26年)に発表された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書では、現在の進行速度で温室効果ガスが増加し続けると2030年から2052年の間に、平均気温が1.5℃上昇する可能性が高いと予測されています。このため、長野県における将来的な温暖化が農業に与える影響を評価し、これに適応していく必要があります。現在、各試験場が影響評価、適応策開発の課題に取り組んでいます。農業試験場企画経営部では、これらの課題に係るとりまとめと進捗の確認を分担しています。
近年、コンピューターの進歩が急速に進み、スマートフォンなどで容易に画像を撮影できるようになりました。また、画像処理の技術が進み、機械学習による画像認識技術も身近なものになっています。
新規栽培者の参入や温暖化の進展など栽培環境が変化していく中で、農業者の収穫・出荷作業を支援するため、コンピューターの画像認識の技術を用いて果実等の外観を評価(分類)するプログラム(アプリ)を制作することを目指しています。
ワイン用ぶどうの生育と気象や病害虫等との関係解明に取り組んでいます。また、長野県ワイン用ぶどう栽培情報ネットワークのホームページを通じて、ワイン用ぶどうの生産者に対して情報提供を行っています。会員になると栽培者同士の質問などが行えます。
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