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更新日:2024年11月5日
農業試験場
二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因と考えられている温室効果ガスの一つです。農地に堆肥等の有機物を投入すると、炭素の一部が分解されにくい土壌有機炭素となって、長期間農地の土壌中に貯留されることにより、二酸化炭素の排出量の削減に貢献しています。農業試験場では、県内各地の農地・草地の土壌炭素量等を把握、その状況を長期間に渡ってモニタリングするため、毎年調査しています。調査は4地域に分けて、1年毎に順番に実施しています。今年度は中信地域の31か所の農地・草地について実施しました。
「国連気候変動枠組条約」により、締約国は、毎年温室効果ガスの吸収・排出量を条約事務局へ報告する義務があります。これらの調査結果は国へ提出し、吸収・排出量のデータの一部となっており、温室効果ガス削減に向けた取り組みに貢献しています。
土壌調査の様子
土壌サンプルを調整しています
土壌の粘性を確認しています
担当:環境部
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