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更新日:2024年4月25日
県内の保健福祉事務所(保健所)や市町村役場には飼い主のいない猫や外飼いされている猫によるふん尿や鳴き声などに対する苦情や相談が多く寄せられています。
猫はなわばり意識が強い生き物なので、外に猫がいる以上は、これらの問題はたえず発生しています。
猫が庭や花壇・畑に入り込みふん尿をまき散らしているのは、その場所が猫にとって快適な場所だからです。
しかし、そのにおいや植物への被害など、決して気持ちの良いものではありません。
フェンスの設置などのほかに、猫を寄せ付けない効果がある方法を紹介しますので試してみてください。猫とのこんくらべです。
猫により効果に差があったり、最初は効果があっても、しばらくすると慣れてしまう場合もあります。
使用方法などの詳細については、こちら(PDF:229KB)
1 酢 | 2 木酢液 | 3 漂白剤 | 4 においのミックス |
5 はっか湯 | 6 コーヒーかす | 7 ドクダミ茶の茶殻 | 8 生にんにく |
9 唐辛子 | 10 コメのとぎ汁 | 11 みかん等の柑橘類の皮 |
12 カレー粉等の香辛料 |
13 重曹 | 14 トゲのある植物 | 15 地面をおおう植物 | 16 においの強いハーブ |
17 市販の忌避剤 | 18 バークチップ | 19 防犯砂利 | 20 水を撒く |
21 水鉄砲 | 22 枯れ枝 | 23 松ぼっくり | 24 割りばし |
25 EM菌 | 26 卵の殻 | 27 トゲ状のシート | 28 園芸用の灰 |
29 網 | 30 センサー感知ブザー | 31 センサー感知超音波 |
32 猫のトイレ |
(引用:(公社)神奈川県動物愛護協会 黒澤泰先生)
外飼いをしている猫は、飼い主が近隣のお宅へ迷惑をかけないよう最大限の配慮をすることが重要です。
猫が自宅のトイレでふん尿をしていない場合は、外でふん尿を済ませているのでまわりのお宅に迷惑をかけている可能性が高いといえます。
また、不妊去勢手術をしていなければ、あなたの猫が野良猫を増やす一因となります。
ふん尿による被害や野良猫の増加は近隣トラブルの大きな原因となります。
猫は室内飼いが理想ですが、やむをえず外飼いする場合は不妊去勢手術を必ず実施し、猫の健康管理のためにも自宅内でトイレができる環境づくりをしましょう。
工夫次第で、猫トイレは簡単にできます。
アイデア1 発泡スチロールの活用
・底に穴をあけます。
・土を8分目までいれます。
アイデア2 プラスティック製植木鉢(プランター)の活用
・プランターの土がこぼれないように、ネットまたは小石を底に敷きます。
・土を8分目までいれます。
※ふん尿はすぐに取り除き、いつも清潔に保つことで、猫が利用しやすくなります。
※軒下や壁沿いの雨の当たらないところに置きましょう。
猫は手術をしないと確実に増えます。
市町村によっては手術費用の一部を助成を行っている場合があります。最寄りの市町村または保健所にお問い合わせください。
首輪に迷子札をつけるか、マイクロチップを装着し、飼い主がわかるようにしましょう。
えさを屋外で与える場合、決まった時間に与え、食じがすんだら片づけましょう。においの発生を防止するほか、野良猫やカラス等を寄せ付けないためにも重要です。
飼い主のいない猫による問題は、お住いの地域の問題の1つとしてとらえることが解決の第一歩につながります。
地域猫活動などの取り組みも広がっていますので、最寄りの保健福祉事務所(保健所)または動物愛護センター(ハローアニマル)にご相談ください。
飼い主のいない猫は元々は捨てられたり、不妊去勢されていない外飼いの猫が繁殖し、増えたものです。誰かがエサを与えるなどにより、地域に定着します。
地域猫とは、町内会、市民ボランティア等が役割分担を行い、責任の所在を明確にし、地域周辺住民の理解を得て、繁殖制限手術(不妊去勢手術)を施し、地域で適切に飼育管理されている「猫」のことをいいます。
・県内保健福祉事務所(保健所)の連絡先はこちら
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