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更新日:2023年3月20日
鳥インフルエンザは、鳥に大量死をもたらす病気であり、養鶏場等で感染が起こると、産業的に大きな被害を受けます。
元々ヒトのウイルスとは異なるので、ヒトへの感染は、病鳥に密接して接触した場合やそれらの内臓や排泄物に接触した場合にまれに発生することがあります。日本では、ヒトへの感染は確認されていません。
現在、国内の野鳥及び飼養鶏等において、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)が検出される事例が発生しています。
鳥を飼っている皆様におかれましては、動向を注視の上、感染防止対策の徹底に努めていただくようお願いします。
◎日本国内の野鳥における発生状況(詳細はこちら(環境省ホームページ))
◎日本国内の飼養鶏等における発生状況(詳細はこちら(環境省ホームページ))
国内複数箇所での発生を受け、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルが、令和4年10月7日付けで「レベル3」(最高レベル)に引き上げられました。
鳥類を飼養している方は、動物取扱業者、個人の方の区別にかかわらず、「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針」に基づき、飼養鳥の感染防止と、感染が疑われる場合の適切な対応に努めていただくようお願いします。
[感染防止のためのポイント]
[感染が疑われる場合のポイント]
※その他詳細は、以下をご確認ください。
鶏・七面鳥・うずら等が感染すると、全身症状をおこします。鳥が次々に死んでいく事が特徴です。ただし、アヒルやカモ等の水鳥は、感染しても、症状を出さないこともあります。
1羽だけが死んでいる場合、鳥インフルエンザの心配はないと思われます。突然、集団で死亡している場合は別の原因も考えられますので、鳥に触れずに最寄りの地域振興局林務課にご相談ください。(相談先一覧はこちら)
A型インフルエンザウイルスによって引き起こされます。感染している鳥の排泄物や、それに汚染されたものへの接触により、感染が拡大していきます。
通常の環境であれば、ヒトに感染する可能性は少ないと思われますが、野鳥の排泄物等には素手で触れないようにしてください。
また、飼い鳥の小屋に野鳥が入り込まないようにしてください。
清潔な環境で健康に飼育されている鳥は心配いりません。
新たに感染することがないよう、野鳥が入り込まないように注意して、小屋を常に清潔に保ちましょう。
また、人を通じて鳥に感染することのないよう、手洗いや靴の履き替えなどに配慮しましょう。
お近くの家畜保健衛生所にご相談ください。(相談先一覧はこちら)
鳥インフルエンザのウイルスが、食品を介して人に感染したことはありません。
また、ウイルスは熱に弱いので、十分に加熱すれば、死滅します。
家畜伝染病予防法により決められた感染拡大防止措置です。
鳥インフルエンザ発生時に、卵等の移動を禁止するのは、「鳥」への感染を防止するためであり、「人」に対しての感染を懸念した対策ではありません。
鳥の小屋を清潔に保ち、掃除する時は、マスクや手袋を着用しましょう。
鳥の世話をした後は手を洗い、うがいをしましょう。
飼い鳥と野鳥を接触させないようにしましょう。
鳥に限らず、動物との過剰な接触は控えましょう。
鳥インフルエンザは、近くに鳥が存在しているだけでヒトに感染するものではありません。
鳥小屋の清掃をきちんと行い、ご近所に羽毛や臭いが散らないように気をつけましょう。
普段から、ご近所に迷惑がかからない飼い方を心がける事が大切です。
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