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更新日:2023年5月26日
☆狂犬病ウイルスの感染により発症します。全ての哺乳類が感染し、感染した動物に咬まれることによって、ヒトも感染します。
☆発症した場合、有効な治療法がなく、ほぼ100%死亡します。
☆世界で発生していない国は、日本・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・スカンジナビア諸国などの数カ国のみで、ほとんどの国で発生しています。
☆世界では、毎年3~5万人が狂犬病によって死亡しています。
☆通常1~3ヶ月(長い場合は数年)の潜伏期間の後発症します。初期は、カゼに似た症状ですが、不安感、恐水症、興奮、麻痺、錯乱などの神経症状が現れ、数日後に呼吸麻痺で死亡します。発症してしまうとほぼ100%死亡します。
☆感染した動物(犬、ねこ、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリなど)に咬まれて唾液中のウイルスに感染します。
☆日本では、1957年以降、動物の発生はありませんが、平成18年に、フィリピンで犬に咬まれた方が帰国して発症し、死亡する事例が2件ありました。また、令和2年には、フィリピンで犬にかまれた後来日し、5月に発症、6月に死亡する事例がありました。
☆万一の発生時に備え、飼い犬に必ず年1回、狂犬病予防注射を受けさせましょう。
☆犬、ねこ、アライグマ、キツネ及びスカンクを輸出入する場合は、必ず検疫を受けなければなりません。
☆海外では、むやみに動物に手を出さないようにしましょう。
☆海外で狂犬病のおそれのある犬等に咬まれたら、すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、医療機関ですぐに傷の処置と狂犬病ワクチンを接種しましょう。
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