ジェネリック医薬品(後発医薬品)についてご存じですか?
- ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許期間などの終了後に、新薬と同じ成分、同じ効果のある医薬品として販売されます。一般的に研究開発費が低く抑えられることから、新薬に比べて値段が安くなっています。このため、ジェネリック医薬品の普及は、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものと考えられます。
- ジェネリック医薬品の品質、有効性、安全性については厚生労働省で審査され、製造販売する時も都道府県などが様々な基準を守って製造しているか検査しています。
- しかしながら、医療関係者の間では、ジェネリック医薬品の品質、情報提供、安定供給などに対する不安が払拭されていません。
- こうした状況を踏まえ、厚生労働省では、「医薬品の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを2029年度末までに全ての都道府県で80%以上」という主目標を定め、取組みを進めています。(長野県の状況:86.9%(令和5年度3月次報告)「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」より)
CM「ジェネリック医薬品についてご存知ですか?」
↓画像クリックで動画がご視聴いただけます。(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
国の取組み
- 厚生労働省では、「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を策定し、ジェネリック医薬品の使用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
- ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合、特別の料金をお支払いいただく新たな仕組み(選定療養)が、令和6年10月からはじまります。詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
長野県の取組み
- 長野県では、平成21年3月から関係団体等から構成する「ジェネリック医薬品使用促進連絡会」(医薬品適正使用等検討会から改称)を開催し、情報交換、取組みの実施等を行っています。
【令和5年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進のための広告媒体の作成
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、啓発資材を作成しました。
【令和4年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進のための広告媒体の作成
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、リーフレット及び啓発資材を作成しました。
テレビCMによるジェネリック医薬品使用促進啓発
- 令和3年度に作成した動画(15秒)を長野朝日放送で1月22日から1月28日、2月19日から2月25日にかけて放送しました。
【令和3年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進のための広告媒体の作成
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、啓発用の動画及びリーフレットを作成しました。
テレビCMによるジェネリック医薬品使用促進啓発
- 作成した動画(15秒)を信越放送で1月23日から1月29日にかけて放送しました。
【令和2年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進のための広告媒体の作成
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、啓発用の動画及びリーフレットを作成しました。
テレビCMによるジェネリック医薬品使用促進啓発
- 昨年度に引き続き、平成29年度の取組みで作成した動画を15秒に編集し、長野放送で10月17日から10月23日にかけて放送しました。
【令和元年度の取組み】
「もっと知って!ジェネリック医薬品」事業
- 医療従事者、介護関係者、高齢者など県民の皆さまが集まる様々な機会に「ジェネリック医薬品」に関する情報を提供しました。
テレビCMによるジェネリック医薬品使用促進啓発
- 昨年度に引き続き、平成29年度の取組みで作成した動画を15秒に編集し、テレビ信州で10月17日から10月23日にかけて放送しました。
【平成30年度の取組み】
ジェネリック医薬品製造工場の視察
- ジェネリック医薬品使用促進連絡会の会員を対象にジェネリック医薬品製造工場の視察会を開催し、ジェネリック医薬品を厳格な品質管理のもとで製造している状況を確認しました。
テレビCMによるジェネリック医薬品使用促進啓発
- 平成29年度の取組みで作成した動画を15秒に編集し、長野朝日放送で10月23日から11月5日にかけて放送しました。
【平成29年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進のため広告媒体の作成
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、啓発用の動画及びリーフレットを作成しました。
主な公的病院ジェネリック医薬品採用リスト調査
- 医療機関又は薬局において、ジェネリック医薬品を採用する際の参考としていただくことを目的に、県内の主な公的病院において採用されているジェネリック医薬品の品目リストをまとめました。
調査概要(PDF:121KB)
凡例(PDF:110KB)
内用薬(PDF:1,187KB)
外用薬(PDF:350KB)
注射薬(PDF:622KB)
【平成28年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進セミナー
- 昨年度に引き続き、「ジェネリック医薬品使用促進セミナー」を平成29年1月22日に開催しました。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
実施要領(PDF:136KB)
【平成27年度の取組み】
ジェネリック医薬品使用促進セミナー
- 医療関係者や県民のジェネリック医薬品への安心と信頼性を向上させるとともに、使用に対する理解を深め、もってジェネリック医薬品の更なる使用の促進を図るため、ジェネリック医薬品使用促進セミナーを平成27年11月29日に開催しました。
【平成26年度の取組み】
- 医療機関又は薬局において、ジェネリック医薬品を採用する際の参考としていただくことを目的に、県内の主な公的病院において採用されているジェネリック医薬品の品目リストをまとめました。
【平成25年度の取組み】
- 一般の方にジェネリック医薬品への理解をより深めていただくことを目的に、啓発用リーフレットを作成しました。
ジェネリック医薬品使用促進啓発用リーフレット
- 患者さんがジェネリック医薬品についてどのように考えているかを把握することを目的に、県内の薬局に処方箋を持参した患者さんを対象としたアンケートを実施しました。
ジェネリック医薬品に関する患者アンケート調査結果
【平成24年度の取組み】
- ジェネリック医薬品に関する情報について、医療関係者をはじめ広く県民の皆様に周知し、ジェネリック医薬品の使用促進を図るため、ジェネリック医薬品使用促進セミナーを平成24年11月18日に開催しました。
【平成23年度の取組み】
- 長野県内の病院及び保険薬局におけるジェネリック医薬品採用基準項目や、平成22年度に作成したジェネリック医薬品使用実態調査集計結果(ジェネリック医薬品リスト)の活用方法、ジェネリック医薬品使用促進のための取組等について調査を実施し、その調査結果を取りまとめました。
平成23年度ジェネリック医薬品採用基準等調査結果
【平成22年度の取組み】
- 長野県内の保険薬局におけるジェネリック医薬品の採用数や、先発医薬品からジェネリック医薬品への変更実績等の状況について調査しました。調査結果は、平成22年度ジェネリック医薬品使用実態調査集計結果(ジェネリック医薬品リスト)ととして取りまとめました。
平成22年度ジェネリック医薬品使用実態調査集計結果(ジェネリック医薬品リスト)
(注)リストに載っている医薬品は調査時点のもので、既に薬価収載から外れたものもあります。