ホーム > 北信発電管理事務所 > 川中島水素ステーション

ここから本文です。

更新日:2024年2月9日

北信発電管理事務所

川中島水素ステーション

 企業局では、企業局の電気(水力発電所の電力)と水(川中島の地下水)を用いた、100%再生可能エネルギー由来の水素の生成と利活用を通じて、再生可能エネルギーの安定供給や災害時の電源供給の可能性を実証する、水素ステーション実証モデル事業に取り組んでいます。

 なお、実証モデル事業のため、一般への水素の充てんは行っておりません。

設備概要

  •  水素ステーション
  1. 水を電気分解することにより水素が発生します。1日に燃料電池自動車(FCV)1台分の水素を作ります。
  2. 空気圧で動く圧縮機により0.7MPaから82MPaまで気圧を高めます。
  3. 圧縮した水素は、蓄圧器(ガスボンベ)にFCV5台分を蓄えておけます。
  4. 充てん装置により水素をFCVに充てんします。 充てん時間は約3分間です。
  • 附帯設備
  1.  水素を発生する際に熱も発生するので、チラーにより冷却水を循環して冷やします。
  2. 水素を圧縮するポンプは、空気圧で動作するので空気圧縮機から圧縮空気を供給します。
  3. FCVに水素を充てんするときに温度が上がらないよう、冷凍機で-40℃に水素を冷却します。

水素ステーション

附帯設備

 

燃料電池自動車

  • 燃料電池自動車(FCV)
  1. 燃料電池は水素と空気中の酸素を反応させて、電気を発生させます。
  2. 発生した電気でモーターを回して、自動車が動きます。

  走行時に二酸化炭素や有害ガスを排出しません。

  • 外部給電器
  1. FCVで発生する電気は直流(DC)なので、交流(AC)に変換して家庭用電源として供給するものです。
  2. 水素タンクを満タンにしたFCVから、一般家庭の約一週間分の電気を供給できます。

設備仕様

〇水素ステーション

水素発生器

最大発生量 5Nm3/h

バッファタンク

容積 200L(リットル)

水素圧縮機

2台(4段×3系列)

蓄圧器

水素貯蔵量 317m3(約28.5kg)

充てん装置

充てん圧力 82MPa

 

〇燃料電池自動車(FCV)

車名

トヨタ

MIRAI

乗車定員

5名

充てん時間

約3分間

(外気温20℃程度)

走行距離

850km

タンク容量

141L

※燃料電池車は、通常県庁にあります。

  

   水素ステーションパンフレット(PDF:2,293KB)

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:長野県北信発電管理事務所 

長野県長野市川中島町四ツ屋100

電話番号:026-283-7041

ファックス番号:026-283-7614

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?