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更新日:2022年12月8日
水産試験場
信州サーモンとは
長野県水産試験場が約10年かけて開発し、種苗生産や養殖を行うために水産庁に申請したマス類の新しい養殖品種です。平成16年4月26日付けで承認されました。
(1)特性
ニジマスとブラウントラウトをバイオテクノロジー技術を用いて交配した一代限りの養殖品種です。
ニジマス(四倍体)メス |
× | ブラウントラウトオス |
「信州サーモン」 |
(2)特徴
肉質
○いつも変わらず肉厚でおいしい。
○ニジマスに比べて肉のきめが細かい。
○体色が銀色できれい。
飼育
○ニジマスがかかりやすい魚の病気に強い。
○ニジマスの飼育施設、飼育技術がそのまま使える。
○繁殖能力を持たないため、万一自然界に出ても繁殖しない。
○稚魚から約2年で全長50~60cm、体重1.5~2kg程度に成長する。
※信州サーモンの種苗の生産は長野県水産試験場のみが行います。
水産試験場が信州サーモンの親魚を管理することが承認の条件となっています。
卵から稚魚までの歩留が不安定なため、当面は稚魚を県内の養殖業者へ供給することにしています。
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