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更新日:2024年10月1日
水産試験場
6月11日から水産試験場押野試験地(安曇野市明科七貴)で信州サーモンの稚魚の出荷が始まりました。初日は6業者に合計11.8万尾を出荷しました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、食材としての信州サーモンの需要が落ち込み、生産者の池には出荷できない魚が池にたくさん残っているとのことです。また、今後の先行きが見通せないこともあって、今年の稚魚の受入れ希望量は、出荷予定量40万尾に対し約30万尾余りとなっています(6月11日現在)。
世の中はそういった状況ですが、今年も稚魚は順調に育ち、平均体重3~5gで出荷されます。稚魚たちは県内の養殖業者のもとで大切に飼われ、2~3年後には2~3kgの食用サイズとなって出荷されることでしょう。その頃には新型コロナウイルスも終息し日常が戻っていることを祈っています。
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信州サーモンの稚魚(平均体重約4g) | 生産者の元へ旅立つ稚魚 |
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