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更新日:2024年2月9日
野菜花き試験場
1月11日木曜日に、野菜花き試験場によるお出かけ試験場を兼ね、南信州農業農村支援センター並びにみなみ信州農業協同組合との共催により、「令和5年度南信州きゅうり新規栽培者情報交換会」をJAみなみ信州みなみちゃんホールにて、生産者や技術者57名の出席により開催しました。
南信州は果菜類の栽培が盛んな地域で、主力品目きゅうりでは新規生産者が増えています。反面、基本的な栽培技術や作業性等に課題を抱えている生産者も多く、生産資材価格の高騰等の状況も相まって、生産性の向上と経営の安定化を図る必要があります。そこで、きゅうり栽培歴5年以内の生産者や将来の就農を目指している研修生等を対象に、きゅうり栽培の生産性向上技術や適正な病害虫防除技術等について、我が試験場より情報提供しました。
また、4~5名ずつに分かれてグループワークを行い、参加者が抱える悩みや疑問を出し合い、先輩生産者や技術者も親身になってアドバイスをされる姿は、ご当地のきゅうり生産への強い意志を感じるものがありました。
この情報交換会(お出かけ試験場)が、参加者の今後の経営安定と地域振興に繋がることを期待したいと思います。
熱心に聴講される参加者の皆さん
虫害の説明
ハンモックベンチの説明