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更新日:2025年3月19日
野菜花き試験場
本県と沖縄県の花き生産において、共通する主要品目としてキクとトルコギキョウが挙げられます。沖縄県では秋~春期の露地電照栽培によるコギク生産が盛んで、生産量は全国一位となっています。またトルコギキョウは、主に秋定植の春出荷作型で栽培されており、現在生産戸数70戸、栽培面積12haほどとなっています。
一方、長野県のキク生産は、夏秋期の露地栽培を主体に輪ギク約6割、コギク約3割が生産されているほかトルコギキョウについては全国で最も早く産地化が進んだことから今日全国一の生産県となっています。いずれも栽培上の作型や産地背景は大きく異なりますが、それぞれの県に試験研究の取り組みがあり、主産県における研究課題を直に情報収集することや研究者間の交流を目的に12月5日、沖縄県農業研究センターを訪問しました。
検討会では、それぞれの県がこれまで取り組んできた試験研究の内容や現在試験中の取り組みなどについて相互に発表するとともに、研究センターにおける試験圃場を視察し研究内容について理解を深めました。
また、沖縄県南部農業改良普及センターの担当者の案内で、キク生産者における平張りネットハウスによる栽培とトルコギキョウ生産者のほ場を視察し本県における栽培との違いを確認しました。
場内の試験圃場における検討
キク生産者圃場の視察
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