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更新日:2024年12月25日
令和6年6月に改正された「子ども・若者育成支援推進法」では、ヤングケアラーを「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」と定義しています。
定義中の「過度に」とは、子ども・若者が「家族の介護その他の日常生活上の世話」を行うことにより、こどもにおいては、こどもとしての健やかな成長・発達に必要な時間(遊び・勉強等)を、若者においては、自立に向けた移行期として必要な時間(勉強・就職準備等)を奪われたり、ケアに伴い身体的・精神的負担がかかったりすることによって、負担が重い状態になっている場合を指します。
また、ヤングケアラー支援の対象年齢については、18歳未満のこども期に加え、進学や就職の選択など、自立に向けた重要な移行期を含む若者期を切れ目なく支えるという観点からおおむね30歳未満を中心としていますが、こども・若者期にヤングケアラーとして家族の世話を担い、社会生活を円滑に営む上での困難を有する状態が続いている場合等、その状況に応じて40歳未満までを対象としています。
ヤングケアラーを早期に把握して必要な支援を行い、悩みや不安を抱えるヤングケアラーとその家族が安心して生活できる長野県を目指します。
(出典:こども家庭庁ホームページ「ヤングケアラーについて」)
令和4年9月1日から10月25日までの間、県内の小学5・6年生、中学生、大学・短大生及び小中学校、大学・短期大学を対象とした実態調査を行いました。調査結果については、以下のとおりです。
長野県ヤングケアラー実態調査結果報告書【概要版】(PDF:672KB)
令和4年度長野県ヤングケアラー実態調査結果報告書(PDF:4,605KB)
長野県では、ヤングケアラーやそのご家族等からの相談を受け付けるため、専用相談窓口を開設しました。
家族のお世話をしていることで抱える、勉強のこと、将来のこと、家族のことに関する悩みや不安を県ヤングケアラー・コーディネーターがお聞きします。悩みや不安を一人で抱えず、お気軽にご相談ください。
月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時まで(webは24時間受付)
(祝日、12月29日から1月3日までを除く)
社会福祉法人長野県社会福祉協議会(長野市中御所岡田98-1)
下記URLから長野県社会福祉協議会が開設する相談(web)の受付フォームにアクセスできます。
https://forms.gle/g35SAXqfh7V45AiE9(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
時間外の受付は翌受付時間にすみやかに回答します。
電話番号 026-228-4244
場所 長野市中御所岡田98-1 社会福祉法人長野県社会福祉協議会総務企画部
※対面での相談を希望される場合は、事前に連絡(026-228-4244)をお願いします。
下記の友だち追加用URLから長野県社会福祉協議会が開設するLINE専用相談受付フォームにアクセスできます。
https://lin.ee/H2hrFDH(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
※利用にはLINEアプリへの登録が必要です。
LINE「長野県ヤングケアラー専用相談窓口」を「友だち追加」後、トークから相談をしてください。
相談は24時間受け付けていますが、トークの返信は平日の午前8時30分から午後5時(祝日・年末年始を除く)になります。
原則として、県内在住のヤングケアラー当事者及びその家族、教育・福祉・行政機関の関係者等
・家族のお世話で大変なこと
・進路や就職など将来の不安
・自分の置かれている境遇や気持ちを聞いてほしい
・自分の周りに家族のお世話で大変な子どもがいて心配 等
市町村では、ヤングケアラーやそのご家族等からの相談を受け付けています。一人で悩まずにお住まいの市町村にご相談ください。
各市町村のヤングケアラー支援に関する相談先は、下記の「市町村相談先一覧」をご確認ください。
長野県内で日本語を解さない家族のお世話をしているヤングケアラー当事者や家族に対して、日常生活を送るために必要な病院や行政手続き等における外国語の通訳派遣支援を行います。
〇転居に伴う行政手続きに関する通訳
〇学校における進路指導等の通訳
〇病院における手術後の説明や定期通院時の病状説明の通訳 など
ヤングケアラーコーディネーターが相談の内容に応じた通訳者の派遣支援を調整します。
利用方法の詳細は、下記の案内資料や実施要領をご確認ください。
この研修会は、日本語が第一言語ではない家族のために通訳をしている子ども・若者に対する関係機関の関わり方を事例を通して学び、家族全体を支えるネットワーク作りについてみんなで考えることを目的に開催します。
会場 松本市浅間温泉文化センター 大会議室(松本市浅間温泉2-6-1)
事例の登場人物になりきり、日本語が第一言語ではない家族のために通訳をしている子どもやその家族の思いを学び、どのような支援が必要か考える事例学習をグループに分かれて行います。
ヤングケアラー支援者及びヤングケアラー支援に関心のある方
長野県社会福祉協議会の開設する「申込フォームはこちら」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)からお申し込みください。
研修会終了後(午後3時から午後5時まで)、それぞれの取組などを紹介し合う交流座談会を開催します。
交流座談会への参加及び入退室は自由です。
この研修会は、ヤングケアラーの中でも「きょうだい児(病気や障がいのある兄弟姉妹をもつ子ども)、きょうだい(元きょうだい児)」にスポットを当て、当事者の思いを学び、ヤングケアラーに対する理解を深めるために開催します。
会場 伊那公民館 講堂(伊那市中央5052)
方法 ハイブリッド開催 会場とオンライン(Zoom)
有馬桃子氏(にじいろもびーる代表)
〇シンポジスト
相澤純也氏(南信州きょうだいの会こたつむり代表)
小口智世氏(産業カウンセラー、労務コンサルタント)
清水彩夏氏(居住支援法人ふれあいToiro Base相談員)
〇コメンテーター
有馬桃子氏(同上)
子どもの育成支援に関わる方々がヤングケアラーに気づき、支援につなげていただくため、リーフレット「ヤングケアラーの支援のために」を作成しました。
ヤングケアラーかもしれない子どもに気づいた時にお願いしたいことをまとめています。ぜひ御活用ください。
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