ヤミ金融の被害に遭わないために
ヤミ金融・絶対に借りない、支払わない
ヤミ金融とは?
都道府県知事等への登録をせずに貸金業を営む業者をいいます。
ヤミ金融業者は、多重債務者等に対して高金利(年20%を超える金利)でお金を貸付け、支払いが滞れば、暴力的な言葉や態度で厳しい取立てを行っています。
ヤミ金融の手口・形態
店舗を持たないで、プリペイド式携帯電話やダイレクトメールなどにより融資の勧誘を行い、銀行口座振込みにより高金利で金銭を貸し付ける「090金融」や、名称の違うヤミ金融業者が資金繰りに苦しむ中小企業等の情報を共有して、一人の債務者に対し次々に他店を紹介しながら融資を行う「システム金融」などがあります。
このほかにも様々な形態があり、その手口は今も日々変化しています。
ヤミ金融被害防止3か条
- 掛けない
ヤミ金融に電話をすれば、知らないうちに相手の術中にはまります。良い条件の融資話には必ず裏があることを忘れず、電話一本での「即日融資」などの宣伝広告等に騙されて電話を掛けないようにしてください。
- 借りない
ヤミ金融からお金を借りると、法外な利息の請求や暴力的・脅迫的な厳しい取立てにより、退職や家庭崩壊を余儀なくされるなど、不幸な末路をたどる結果になります。電話やダイレクトメール等による甘い勧誘に乗って、ヤミ金融からお金を借りないようにしてください。
- 払わない
ヤミ金融からお金を借りてしまった場合、相手に言われるがままの返済をしないで、警察に相談してください。電話による取立てなどに屈して、その場しのぎにお金を支払っても、相手はいろいろな理由をつけて、さらに執拗な支払いを請求してきます。
ヤミ金融チェックポイント
事情があってどうしても消費者金融を利用しなければならない場合は、次の点をチェックして業者を慎重に選ぶことが大切です。
- 行政機関で貸金業登録の有無を確認してください。貸金業者は、営業所内に「貸金業者登録票」及び「貸付条件表」の掲示が義務づけられています。
- 利息計算、返済方法、手数料等をきちんと説明できる業者であるかチェックし、さらに契約書の内容をしっかり確認してください。貸金業者は、借受人に対し、契約書・領収書を交付することが義務づけられています。
- 上記以外にも、ヤミ金融については、
- 店舗を構えていない
- NTTの電話帳(電話番号案内)に電話番号が登録されていない
- 返済口座が個人名になっている
などの特徴がありますので、これらをしっかり確認してください。
ひとりで悩まず、まず相談を
- 最寄りの警察署
- 長野県警察本部生活環境課(026-233-0110)