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更新日:2017年1月7日

水産試験場

寒天の話(諏訪支場)

masuo1ayuko1 今、寒天の人気がすごいって、新聞や雑誌で見ました。どうして人気なの?
hakase2

寒天の人気が高いのはね、食物繊維(しょくもつせんい)とミネラルが豊富で、人の健康に良いからだよ。食物繊維は、腸の中をきれいにしたり、余分な栄養分を押し出したりする働きがあって、体のためになっているんだ。そして、ミネラルの主なものはカルシウムなんだ。だから、骨が丈夫になるんだ。
寒天は、カロリーが低いのでお姉さんが気になるダイエットや、お父さんの生活習慣病の予防にもいいことが分かってきているんだよ。

masuo1 すごいなぁ。寒天って美容や健康にいいんですね。
でも、どうして長野県の水産試験場で研究しているの?
hakase3 寒天の原料は、テングサなどの海藻なので「水産加工品」に分類されているんだ。そして、寒天の中でも天然の角寒天の生産量は長野県が全国一位で、県の重要な産業になっているんだよ。
ayuko2 へぇー、でも何で?長野県は海がないけれど。
hakase1 それはね、信州の寒い冬の気候を利用して作るからなんだ。
トコロテンは知っているね。トコロテンはテングサという海藻を煮て、しぼった液体を固めたものだね。
寒天は、トコロテンを冬の夜に田んぼに出して凍らせて、昼間は少し溶けてまた夜に凍らせる。それを繰り返して2週間くらいかけて作るんだよ。その作業は、大変な重労働なんだ。
諏訪地方は、夜気温が-5℃~-15℃くらいに下がり、日中は+5℃から10℃くらいまで上がる、そして晴天の日が多くて、湿度の少ないところなので、寒天づくりに向いているんだよ。
kanten
masuo2 寒い冬に大変なんだね。
寒天は、凍ったり溶けたりして、すき間ができて軽くなるの?それに、テングサって紅い海藻だよね。なんで寒天は白くなるのかなぁ?
hakase2

軽くなるのは、そのとおり。すき間は、水が抜けた跡で、食物繊維が網目のように残っているね。

紅い海藻だけで煮れば赤紫色したトコロテンが出来るけど、凍らせて溶かしたり太陽に当てたりすると、色のついた成分が水といっしょに流れ落ちたり分解したりして白くなるんだよ。
天屋さん(てんやさん:寒天を作る人)は何種類もの海藻を混ぜて煮るので、トコロテンは茶色くなるんだけど、いま言ったたように色はほとんどなくなってしまうんだ。

kanten3
ayuko1masuo1 なんだかトコロテンが食べたくなったね。
ぼくは寒天の入ったみつ豆がいいな。
hakase3

ほかにも寒天ジュースや寒天ラーメンなんていうのもあるんだ。

いろいろな製品があるから、いっぱい食べて健康になってね!

   
   
   
   

お問い合わせ

所属課室:長野県水産試験場 

長野県安曇野市明科中川手2871

電話番号:0263-62-2281

ファックス番号:0263-81-2020

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