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更新日:2018年4月1日
上田地域振興局
平成25年12月の月間発電実績は1,876.3kWh(1kWあたり93.8kWh)で、前年同月比113.2%・前月比91.6%でした。(例年のとおり、月別発電量で年間最少でした。) また、過去1年間(平成25暦年)のパネル1kWあたりの発電実績は1,497.7kWhで、前年同月比105.4%・前月比100.7%になりました。
なお、太陽光発電量に最も影響の大きい日照時間(上田アメダス)は182.9時間で、前年同月比118.3%・平年比103.7%・前月比95.7%でした。これは、12月として統計開始以来10位の長さでした。通年でも、平成25暦年の日照時間は2,456.9時間となり、3年連続で統計開始以来の年間記録(1位)を更新しました。
月 |
平成24年(kWh) |
前年同月比(%) |
前月比(%) |
平成25年(kWh) |
前年同月比(%) |
前月比(%) |
11 |
1,962.2 |
113.8 |
84.1 |
104.4 |
105.3 |
|
12 |
1,657.8 |
87.4 |
84.5 |
113.2 |
91.6 |
【12月の天候(メモ)】
上旬の前半は、前月から引き続き高気圧に覆われて晴天が続きました。
上旬の後半以降月末まで、強い寒気を伴わない冬型の気圧配置や大陸に中心を持つ高気圧に覆われたときは、8時間前後(午前8時~午後4時)の連続晴天となりましたが、強い寒気の影響を受けると、朝から午前中は晴れていても昼前後から雲が出て日照がカットされました。
また、深い気圧の谷や低気圧・南岸低気圧が数日の周期で通過し、東・南からは暖(湿)気、北からは寒気が流れ込み、その期間は雨・雪や曇りの時間帯が多くなりました。この天気の変わり目には、太郎山の逆さ霧(7日(土曜日)朝)、二重の虹(10日(火曜日)午後の雨上がり)、月暈(げつうん=月のかさ)(17日(火曜日)夜(満月))などの珍しい気象現象が見られました。
このように、12月の日照時間は佐久や北関東と比べると低気圧(・南寄りの風)や強い寒気の影響をより多く受けて伸び悩みましたが、前半の貯金と月末の高気圧の張り出しによって、統計開始以来10位の長さを記録しました。
なお、気温は強い寒気の影響で最高気温が上がらなかった一方、低気圧の通過による暖湿風(→曇天)で最低気温も下がらなかったため、降水量ともども平年並でした。
(冬の太郎山(千曲川左岸から撮影))
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