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更新日:2018年4月1日
上田地域振興局
平成26年7月の月間発電実績は2,744.8kWh(1kWあたり137.2kWh)で、前年同月比101.3%・前月比106.8%となりました。また、過去1年間のパネル1kWあたりの発電実績は1,447.6kWh(設備利用率16.5%)で、前年同月比95.3%・前月比100.1%でした。
なお、太陽光発電量に最も影響の大きい日照時間(上田アメダス)は206.4時間で、前年同月比109.4%・平年比118.6%・前月比123.6%でした。
月 |
平成25年(kWh) |
前年同月比(%) |
前月比(%) |
平成26年(kWh) |
前年同月比(%) |
前月比(%) |
6 |
2,545.0 |
93.5 |
73.0 |
101.0 |
81.4 |
|
7 |
2,710.4 |
106.2 |
106.5 |
2,744.8 |
101.3 |
106.8 |
【7月の天候コメント】
平成26年7月の天候は、7月21日の梅雨明けを境に大きく様変わりし、それまでの梅雨空から一気に真夏となりました。
上旬は、梅雨前線上の低気圧や上空の寒気の影響を受け、曇りや雨の日が多くなりました。特に9日は、東海上の高気圧と西(東シナ海)の台風8号という気圧配置において、台風周辺の湿った南風が入り大気の状態が不安定になって、激しい雷雨と降ひょうがありました。
中旬は、梅雨前線が本州上に停滞する一方、前半は活動が弱く太平洋高気圧の張り出し下に入ることも多くありました。後半は湿った空気と上空の寒気の影響があったものの長時間・大量の降水に至らず、底堅い日照時間がありました。なお、梅雨空でも明るい曇りや薄曇りは(日照時間に算入されませんが、)一定以上の日射量が到達しているので、太陽光発電量は確保されました。
下旬は、梅雨明け直後は太平洋高気圧に覆われ猛暑日を2日記録する高温となりましたが、寒冷前線の南下後は乾燥・冷涼な空気を持つ大陸からの移動性高気圧に交替することにより、少雨多照が長続きしました。下旬(11日間)の日照時間は105.1時間とかなり多くなり、昨年5月上旬(109.0時間)以来の100時間超となりました。上中旬(20日間)の日照時間101.3時間を1旬で上回りました。降水量は2ミリ(平年比わずか7%)にとどまりました。
月間の日照時間は206.4時間となり、観測開始以来の多照4位となりました。降水量は梅雨期集中で平年並でした。気温はおおむね平年並の上昇となりましたが、上空の寒気の流入や太平洋高気圧の勢力により変動し、梅雨明け後は一気に真夏日・猛暑日レベルになりました。月末は移動性高気圧により最低気温が下がって、朝晩は少し凌ぎやすくなりました。
なお、今年の梅雨期間(確定値)は、梅雨入り6月5日・梅雨明け7月21日の46日間(平年43日間、梅雨明け日不算入)で、梅雨入りは平年より3日早く梅雨明けは平年と同じでした。この間の降水量は209.0ミリ(平年の梅雨期間(H26.6.8-H26年7月20日)には202.5ミリ)で平年梅雨期間の平年値(194.9ミリ)に対して107.2%(応当期間比103.9%)、日照時間は233.3時間(平年の梅雨期間には230.5時間)で平年梅雨期間(217.5時間)に対して107.3%(応当期間比106.0%)となりました。
打ち水大作戦(上田駅お城口)(平成26年8月1日撮影)
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