ホーム > 長野県環境保全研究所 > 実績・活動 > 学習交流事業(令和4年度) > 2022年度の「人と環境のサイエンスカフェin信州」を開催しました

ここから本文です。

更新日:2022年12月13日

環境保全研究所

令和4年(2022年)度「人と環境のサイエンスカフェin信州」を開催しました

「人と環境のサイエンスカフェin信州」は、当研究所の研究員が、私たちの日々の暮らしの安全・安心にかかわる環境・保健衛生に関する話題をくつろいだ雰囲気でわかりやすく提供し、参加者のみなさまとともに語り合うというイベントです。

令和4年度(2022年度)は感染症を取り上げ、以下のテーマで開催しました。

「Let's 手洗い!~病原体の感染経路をイメージしよう~」

 感染症対策のポイントは、 肉眼では見えない細菌やウイルス等の病原体の感染経路をイメージすることです。日常生活に潜む感染リスク(感染しやすい場所や何気ない動作に潜むリスク)を減らす方法を交えて、だれもがすぐに取り組める“手洗い”を取り上げ、手洗いが大切な理由や効果的な感染防止方法等をわかりやすく紹介しました。

概要

  • 日時:令和4年(2022年)12月2日(金曜日)午後5時30分~6時30分
  • Zoomによるオンライン開催(長野県環境保全研究所 安茂里庁舎から配信)
  • 参加者数:26名
  • 話題提供者:長野県環境保全研究所 感染症部

提供した話題の概要

 1 感染症の病原体とは
 2 細菌とウイルスの違い
 3 病原体の感染経路(呼吸器と消化器)
 1)呼吸器~新型コロナウイルス等
 2)消化器~ノロウイルス等
 4 細菌を染色して見る方法
 5 手のひらに広く、また袖口にも付着することがある病原体
 6 飛沫をふせぐマスクの効果
 7 何気ない動作に潜むリスク~目、鼻、口からの感染
 8 手洗いの方法~動画でポイント紹介

アンケートから(回答 21名)
<満足度>

 満足 14(66.7%)/おおむね満足 5(23.8%)/普通 2(9.5%)/やや不満 0(0%)/不満 0(0%)

<感想など(抜粋)>
  • 勉強になりました。手洗いの効果について、最近、疑問を感じていたので、私にとっては、大変、興味深く、有意義な内容でした。ありがとうございました。
  • 興味深い実験結果を見せていただき、手洗いの必要性を改めて認識できました。お手洗いに行く際は腕まくりをし、しっかりと手洗いをしていこうと思います。ありがとうございました。
  • 経口(消化器系からの感染)と呼吸器系(からの感染)とが分かり再認識出来た。
  • 見えない相手に対する「想像力」と言う言葉が印象的でした。心して、自己防衛していこうと思います。とても分かりやすかったです。ありがとうございました。

当日の様子(使用スライドの一部と実施風景)

r4_hitocafeslide1 r4_hitocafeslide2r4_hitocafeslide3

<当日に使ったスライドから3枚(感染経路・病原体の衣服への付着・手洗いポイント)>

 r4_hitocafe2 r4_hitocafe1

<Zoomによる実施風景(長野県環境保全研究所 安茂里庁舎 から配信しました)>

お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?