信州WWLコンソーシアム
SDGsの達成に取り組む長野県教育委員会は、これまでの県内外の機関と連携して高校生の学びを支援するプラットフォームを再構築し、高校生に高度な学びを提供するAL(Advanced Learning)ネットワークを形成し、県内の高校生に単独校では得られない教育の機会を提供します。
WWLコンソーシアム構築支援事業とは?
将来、イノベーティブなグローバル人材を育成するため、高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、高校生へより高度な学びを提供する仕組みを構築するとともに、テーマ等を通じた高校生国際会議の開催等や高等学校のアドバンスト・ラーニング・ネットワークの形成を目指す事業です。
→文部科学省ホームページ(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
→WWL特設ページ(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
WWLコンソーシアム構築支援事業カリキュラム開発研究(令和2年度~令和5年度)
令和2年度、上田高等学校が文部科学省のWWLコンソーシアム構築支援事業におけるカリキュラム開発拠点校に指定されました。共同実施校の松本県ケ丘高等学校、県内全域からの連携校15校(令和5年度)とともに、国内外の機関と連携し、グローバルな社会課題の解決に向けた「探究的な学び」を実現するカリキュラムを開発してきました。
個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業(令和5年度~)
長野県教育委員会は、令和5年度から文部科学省の「個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業」に採択されました。この事業では、これまでの文理横断的な高度かつ多様な学習プログラムの開発に係る取組の成果を基に、オンデマンド配信やオンラインによる同時双方向型の合同授業等を活用し、希望する県内全ての高校生が高度な学びを享受できる仕組みを研究・開発します。
→長野県の構想計画(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
→プレスリリース(PDF:462KB)
→令和5年度完了報告書(PDF:2,254KB)
What's new?
- 2024年4月1日 連携校が増えました。(蘇南高等学校)
- 2024年2月6日 WWL「個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業」第2回運営指導委員会を開催しました。
- 2023年12月16日 長野県高校生探Qフェスティバル「信州グローバルカフェ」分科会で生徒が日頃の探究学習の報告を行いました。
- 2023年8月29日 WWL「個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業」第1回運営指導委員会を開催しました。
- 2023年6月10日 上田高等学校で北陸新幹線サミットが開催されました。
- 2023年3月28日 長野県教育委員会が文部科学省委託事業令和5年度WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業「個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業」実施機関に採択されました。
- 2023年2月4日 令和4年度第3回運営指導委員会を開催しました。
- 2023年2月4日 上田高等学校でGS(グローバルスタディーズ)報告会が開催されました。
- 2022年11月28日 令和4年度第2回運営指導委員会を開催しました。
- 2022年8月17日 令和4年度第1回運営指導委員会を開催しました。
- 2022年6月11日 上田高等学校で信州WWL高校生国際会議(別ウィンドウで外部サイトが開きます)を開催しました。
- 2021年10月11日 令和3年度第2回運営指導委員会を実施します。
- 2021年10月1日 令和4年度実施の高校生国際会議の実行委員を募集するための第2回説明会を行います。
- 2021年9月28日 令和4年度実施の高校生国際会議の実行委員を募集するための第1回説明会を行いました。
- 2021年9月15日 上田高等学校1年生が県内フィールドワークを行いました。。
- 2021年8月27日 上田高等学校3年生が上田市役所にて課題研究を発表しました。
- 2021年8月19日 松本県ケ丘高等学校にて「まつもと高校生国際会議」を実施しました。
- 2021年6月21日 令和3年度第1回運営指導委員会を開催しました。
- 2021年6月12日 上田高等学校で北陸新幹線サミット(別ウィンドウで外部サイトが開きます)が開催されました。
- 2021年5月1日 連携校が2校増えました。(諏訪二葉高等学校、諏訪清陵高等学校)
- 2021年4月1日 連携校が2校増えました。(須坂高等学校、伊那弥生ヶ丘高等学校)
- 2021年2月6日 第3回運営指導委員会を実施しました。
- 2021年2月6日 上田高等学校でGS報告会を実施しました。
- 2020年12月20日 全国高校生フォーラムで松本県ケ丘高等学校が審査委員長賞を受賞しました。
構想テーマ:「SDGs未来都市長野」から世界へつなげる信州版ALネットワーク
- 既存のプラットフォームを活用し、「イノベーティブなグローバル人材育成のためのプラットフォーム」として再構築。
- カリキュラム開発拠点校:上田高等学校のSGH 5年間の成果をベースにSDGsを探究するALネットワークを構成。単独校では得られない教育の機会を長野県下の公立高等学校の生徒たちに提供するシステムを構築する。
→ビジュアル資料(PDF:683KB)
→令和4年度完了報告書(PDF:13,266KB)
→令和4年度成果概念図(PDF:673KB)
→令和3年度完了報告書(PDF:11,826KB)
→令和2年度完了報告書(PDF:594KB)
育成する生徒像:イノベーティブなグローバル人材
- 混沌とした社会の中にある課題を見出して、テーマを設定し、チームとして協働しつつ、対立やジレンマを乗り越えて最適な解をみつけ、アクションを通じて新しい価値や新しい社会を主体的に創造していくことができる人材。
- 社会(世界)との関わりの中で、「一度しかない人生を自分はどう生きたいか」という自分の人生を構想できる人材。
- 信州に根差した確かなアイデンティティと世界に通じる広い視野、資質、能力を持つ人材。
ALネットワーク
長野県全域の18の高校がALネットワークに参加しています。(令和6年4月1日現在)
(学校名をクリックすると別ウィンドウで学校のサイトが開きます)
管理機関
長野県教育委員会
カリキュラム開発拠点校
上田高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
共同実施校
松本県ケ丘高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
連携校
須坂高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野西高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
篠ノ井高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
屋代高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
上田染谷丘高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
野沢北高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
諏訪清陵高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
諏訪二葉高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
伊那北高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
伊那弥生ヶ丘高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
飯田高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
飯田風越高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
松本深志高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野日本大学高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
蘇南高等学校(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
その他の連携先
長野県知事部局、国内大学、海外高校、県内外企業 など
主な取組
- 新たなカリキュラム開発(複数教科の融合、探究、バランス良く学ぶ教育課程)
- 教育課程に位置付けられた短期・長期留学や海外研修
- 大学教育の先取り履修・高度な内容を学習する環境整備
- 留学生の受け入れ
- 高校生国際会議
- デジタルコンテンツを活用したオンデマンド配信方法の開発
- オンラインによる同時双方向型の合同授業
連携先(SDGs探究学びサポーター)
1. 学びサポーターとは?
高校生のSDGsに関わる探究的な学びをサポートしていただける企業様、団体様に登録いただき、高校生の学びサポーターになっていただいています。サポーター様には、フィールドワークの受入や課題研究の指導などをお願いしています。高校生の学びを手伝っていただけるサポーター様を通年で募集しています。
→新規登録はこちら(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
2. 学びサポーター一覧
学びサポーターに登録いただいている企業・団体様の一覧です。高校生の皆さんは、サポーター様のホームページなどを確認し、コンタクトを取りたい場合は、各学校の担当の先生に相談してください。
学びサポーター一覧(PDF:861KB)
事業関係者
運営指導委員・カリキュラムアドバイザー・検証委員
- 年に2回の運営指導委員会を実施し、事業推進について助言指導をいただきます。
- オンライン授業によるカリキュラムの調整及び学校間連携等に係る助言指導をいただきます。
- 事業の推進状況や課題等について検証いただきます。
個別最適な学習環境の構築に向けた研究開発事業 (令和6年度)
〇 運営指導委員
座長 村松 浩幸 氏 (信州大学教育学部 学部長)
委員 坪谷 ニュウエル 郁子 氏 (東京インターナショナルスクール 理事長)
委員 江幡 智広 氏 (KDDI株式会社経営戦略本部 副本部長 地域共創担当)
委員 佐藤 和紀 氏 (信州大学教育学部 准教授)
委員 杉浦 太一 氏 (株式会社Inspire High CEO)
〇 カリキュラムアドバイザー
小村 俊平 氏(ベネッセ総合教育研究所 教育イノベーションセンター長)
〇 検証委員
清水 唯一朗 氏(慶應義塾大学総合政策学部 教授)
信州WWL高校生国際会議
生徒実行委員会
令和4年6月に実施予定の信州WWL高校生国際会議の生徒実行委員を募集しました。募集にあたって説明会を実施しました。
第1回説明会をオンラインで9月28日(火曜日)に実施し、3校から31名の参加がありました。
信州WWL高校生国際会議(令和4年6月11日)を開催しました!
世界の高校生がグローバルな課題について考える「信州WWL高校生国際会議」が上田高等学校で対面とオンラインを併用して開催され、国内・海外の高校生192名が参加しました。
初めに環境活動家の露木志奈氏に「Z世代が考える地球の今」と題してご講演いただきました。その後、「エシカル消費」「人権」「教育」「貧困」「水・衛生」の6分科会に分かれ、それぞれのテーマについて英語と日本語を併用してディスカッションを行い、閉会行事では分科会ごとに議論を共有し、最後に全体で共同宣言を採択しました。
長野県教育委員会は、今後も県内の高校生が国や地域を超えて、共通の社会課題について理解を深め、課題解決に向けて、将来的な協働につながる国際的なネットワークを構築する取組を支援していきます。(令和4年6月11日)
→プレスリリース(PDF:627KB)
→国際会議ポスター(JPG:195KB)
→特設ホームページ(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
→共同宣言・ディスカッションレポート(PDF:601KB)