3月25日

電話でお金詐欺（特殊詐欺）被害の発生（中野署）

本年3月23日、安曇野市の60歳代女性に、年金機構の職員を名のる男から電話があり、「あなたから年金を多くもらっていたので還付したい。」などと言われ、さらに、金融機関のコールセンター職員を名のる男から、「還付金の受取手続きはATMでできます。」などと言われ、女性が中野市内の金融機関に設置されたATMで、コールセンター職員を名のる男と電話で話しながら、指示どおりにATMを操作し、99万9,284円をだまし取られる被害が発生しました。

警察では、ナンバーディスプレイや留守番電話を活用する、非通知や知らない番号の電話に出ない、お金に関する電話があったら詐欺を疑い、警察に相談する、還付金等の名目でATMを操作させるものは、全て詐欺であり、これに応じないなどの被害防止を呼び掛けています。

電話でお金詐欺（特殊詐欺）被害の発生（塩尻署）

本年1月下旬、塩尻市の50歳代女性の携帯電話に通信事業者をかたる会社から、「ご利用料金につきましてお話したい事があります。ご連絡ください。」などと記載されたメールが届き、女性がメールに記載された連絡先に電話をしたところ、個人データ保護協会を名のる男らから、「未払いのサイト利用料金があります。」「スマートフォンがウイルスにかかっているかもしれません。」「払戻制度を使って返金されるので、いったん支払いをしてください。」などと言われ、相手の指示に従って、1月下旬から2月上旬までの間、複数回にわたり、相手から指定された口座に合計432万4,400円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。

警察では、メールに記載の連絡先に電話をかけない、メールや電話で現金を請求されても無視する、現金を振り込む前は一人で判断せず、家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。

詐欺被害の発生（長野中央署）

本年2月上旬、長野市の30歳代男性は、SNSを通じて知り合った相手から送信された、「投資や仮想通貨等でかなり稼いでいる。」「仮想通貨の取引をやってみないか。」「指示に従う限り損失は発生しない。」などのメッセージを受信し、2月中旬から3月上旬までの間、複数回にわたり、相手から指定された口座に合計600万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。

警察では、儲け話を鵜呑みにしない、現金を振り込む前に、一人で判断せず、家族や警察に相談するなどの被害防止を呼び掛けています。

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